問題です。次のような場合、あなただったらどうしますか? その対応で、相手の納得が得られますか?
【シーン8】
このところ残業続き。疲れもたまっている。早く帰りたいのに、上司から「飲みにいくぞ」との誘い。行けば「午前様」は必至。断りたいのだが…。
【あなたの答えは?】
- (1)
- ありがとうございます。嬉しいのですが、ここのところ残業続きでちょっと疲れています。明日の商談にミスがないように、今日は遠慮します。来週はいかがですか?
- (2)
- あ、はい。ちょっと立て込んでいるんですが。何時からですか。少しならおつき合いできますが…。すみません。
- (3)
- えー。今日は勘弁してください。急に言われても困りますよ。
正解は(1)。キーワードは、「ありがとうございます」。ここは謝る場所ではありません。誘われたことには、素直に感謝を示します。上司が気にするのは、「俺と飲みたくないのか」ということ。別の日程で誘い返し、上司を安心させてあげましょう。
(2)のような、行きたいのか行きたくないのか分からないような返事では、相手も誘った甲斐がありません。「少しなら」は、午前様コースに直行です!
(3)「勘弁して下さい」って、失礼な話です。「迷惑なこと頼んでいるんだろうか」と相手をいやな気持ちにさせてしまいます。「困ります」も、誘われた時の反応としてはふさわしくない表現です。
今どき、上司からの飲みの誘いを断れない人って、あまりいないんじゃないかと思っていましたが、研修の場ではうまく対応できない人が多くいます。仕事と直接関係のないことだけれど、上下の関係が大きくモノを言う…。そんな場面で、どうすがすがしく「次につながるNO」が言えるか。考えてみましょう。
鉄則その1 第一声は「ありがとうございます」。まず誘ってくれたことに感謝を示す
誘いを断ろうとすると、「すみません」とか「申し訳ありません」と、ついつい謝りモードになりがちです。これでは、誘った方としてもかえっていたたまれない思いです。行けるかどうかは二の次。まずは、誘ってくれた気持ちに対して、こちらの感謝の気持ちを示しましょう。「ありがとうございます。声をかけて頂けて嬉しいです」という素直な第一声が、実は意外に出てこないものです。






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