今回もニンテンドーDSのソフトを使った学習法について考えてみましょう。ニンテンドーDSの学習・トレーニング系ソフトは、前回紹介したような音声機能によるヒアリングレッスンをはじめ、時間制限の実践的なテスト形式でのトレーニング、スタイラスペンを使った手書き入力による効果など、ニンテンドーDSの機能を生かしたコンテンツが揃っているのが特長です。
今回試したのは、左右の脳をバランスよく活性化させるというサイバーフロントの「両利きエクササイズ-理論の右手と感性の左手-」(3990円)。
ニンテンドーDSを縦にして使うスタイルは、大ヒットした任天堂「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(2800円)に似ていますが、「両利きエクササイズ-理論の右手と感性の左手-」がこれと異なるのは、ニンテンドーDSの本体の左右をひっくり返すことで、右手と左手をまんべんなくトレーニングできるという点にあります。その効果はどの程度あるのでしょうか。さっそくチェックしてみました。

向かって左側の液晶画面がタッチスクリーンに対応している。左手(利き手と反対)を使って、トレーニングを実践する。(c)CYBERFRONT (c)2007 Majesco Entertainment
利き手と逆の手をトレーニング
「両利きエクササイズ-理論の右手と感性の左手-」を試す前に、両手のトレーニングについて考えてみましょう。
一般的に右手は左脳とつながり、左手は右脳とつながっているといわれます。これは利き手が右手の方なら、左脳が活発に働いているということになります。
本ソフトを監修した上智大学の土屋隆英教授によれば「右脳は直感的に、左脳は論理的に物事をとらえることを得意としており、論理的に物事を考えている時は左脳の活動が活発になり、芸術的な絵を見たり音楽を聴いたりしている時は右脳の活動が活発になることが観測で分かっている」そうです。
つまり、利き手が右手だからといって、右手ばかり使っていると、左脳を中心に思考を組み立ててしまうことになり、左脳の得意とする論理的な考え方に偏ってしまうことになりかねないというのです。大切なのは、片方の脳に頼ってしまうのではなく、左右の脳のバランスを活性化させること。それには、普段使っていない利き手と逆の手(多くの人は左手)をトレーニングするといいのです。
それを理解したところで、さっそくソフトを使ってみることにしました。

トップ画面のメニューには、「左手エクササイズ」(利き手が左手の人は右手エクササイズ)、左右の手の動きを比較できる「バランスチェック」などがある

普段使わない左手でペンの操作をすると、頭では理解していながらも思うように手が反応しない。この刺激が脳を活性化する原能力になる






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