【講師】 リーダーシップの「VALue(バリュー)モデル」に位置づけられている3要素の1番目は「ビジョニング(方向性をつくる)」です。リーダーシップの実践で最も重要なことなのですが、取り組んでみると実に難しいものです。
私自身も企業に勤務していましたし、現在は自分で会社を経営していますが、ビジョンを作り、そしてチームに浸透させるのは、重要度・難易度ともにとても高いです。日々、苦労しながら取り組んでいます。今回は、どうやってチームのビジョンを作っていくのかを学んでいきましょう。
【受講生】 はい。お願いします。
【講師】 まず、ビジョン作りについて理解しやすくするため、以下の3つのステップに分けて考えてみましょう。
ステップ1:「見る」――ビジネスの現状を見る、将来を予測する
ステップ2:「作る」――ビジョンやバリューを作成する
ステップ3:「伝える」――メンバーに伝える、コミュニケーションする
「見る」「作る」「伝える」の3つのステップを順を追って考えます。それぞれのステップにおいて、「IQ(論理)的アプローチ」と「EQ(感情・感性)的アプローチ」の両面から検討していきます。
ステップ1:「見る」
「見る」の段階ではまず、市場環境のデータを分析する「IQ的アプローチ」を実施します。戦略編やマーケティング編で勉強した「3C(自社・顧客・競合)分析」「SWOT(強み・弱み・機会・脅威)分析」などを活用します。これらの手法を覚えていますか?
【受講生】 はい、勉強した後に自分の仕事でも試してみました。特に、SWOT分析の「S(Strength:強み)」と「O(Opportunity:機会」に着目して、戦略を作ると効果的だと覚えています。






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