イメージを膨らませて紙にイラストを描きながらアイデアの幅を広げていく方法といえば、トニー・ブザン氏が発明したマインドマップが有名です。
ビジネスに想像力をもたらしたり、潜在能力を引き出したりすることから、最近は多くの人が積極的にマインドマップを取り入れるようになってきました。既に「会議や資料作りで実践している」という人も多いことと思います。
マインドマップは、白地のスケッチブックと何色ものサインペンを使って描くのが一般的ですが、最近はパソコンでも手軽に作成できるようになりました。そこで今回は、マインドマップをパソコンで作成するソフト「iMindMap(アイ・マインドマップ)日本語版」(実勢価格1万9800円)を紹介します。
紙とペンを使って作成できるマインドマップですが、あえてパソコンで描く理由はどこにあるのか。ここでは、「パソコンだから実現できるようになった」ポイントに着目しながら、マインドマップの可能性について考えてみたいと思います。
マインドマップ作成時の基本操作やルールは、関連サイトや書籍などに詳しく書いてあります。マインドマップを初めて試すという人は、まずはそちらを参照して下さい。

「iMindMap(アイ・マインドマップ)」のウェブサイト。ソフト購入のほか活用事例などが紹介されている
パソコンでマインドマップを描く理由
パソコンを使ってマインドマップを描く最大の理由は、何回でもやり直しができる点にあります。最初は想像力にまかせてブランチ(枝)を描いていけばいいのですが、途中で「やっぱり違うかな?」「こうしたほうがいいかな?」などと変更したい部分が出てくることがあると思います。パソコンならそんな時でもブランチの移動や消去などが簡単ですから、後から思いついたイメージに合わせて並べ替えることができます。
ペンで紙に描く場合はスケッチブックに描ききれないということもありますが、パソコンなら際限なくブランチを伸ばすことができるので、イメージの膨らむままに描けます。
描いている途中でより明確なキーワードが思いついたら、ブランチに入力した文字を変更することも簡単にできます。また、ブランチの数が増えて細かくなっても、文字の大きさを調整したりフォントを変えたりして、見た目を美しく仕上げることができます。
パソコンならではの充実したビジュアル機能も使えます。「iMindMap」には、多くのイラストが収録されています。これらのイラストを作成中のマインドマップに挿入すれば、絵のイメージから創造力を高めることができるでしょう。
さらに、撮影したデジカメ画像や手書きのイラストをマインドマップに貼りつけることも可能です。イメージを眺めながらアイデアを考える時に最適です。
パソコンを使えば、紙の大きさやスペースにとらわれない自由度の高いマインドマップを作成できるだけでなく、ビジュアルのイメージを多用して想像力を高めることができます。これまでに考えつかなかったようなマインドマップを作れる可能性を秘めています。

ブランチ(枝)の広がり具合は描き進めていかないと分からないもの。パソコンならブランチの位置を後から移動したり、全体のスペースを大きく使ったりできる。文字も読みやすいので作成したマインドマップを資料などに使う場合にも便利だ

イメージライブラリからイラストを挿入できる。キーワードを入力すれば該当するイラストをピックアップして表示する。イラストを選択して挿入ボタンを押すと、マインドマップに貼りつけられる

お気に入りのデジカメ写真や手書きのイラストなどをマインドマップに貼りつけることができる。手書きのイラストは「スケッチ」で作成する






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