講師 さて、今回はマーケティング活動の全体の流れのうち、環境分析について見ていきましょう。マーケティングとはどのようなことか覚えていますか?
受講生 はい、マーケティングでは顧客の気持ちをつかむことが大切でした。マーケティングは売り上げを効果的に伸ばすための仕組み作りですから、常に顧客のことを意識することがマーケティングの肝だと思います。
講師 すばらしいですね。「顧客が今、何を望んでいるのか」「そのためにどのような商品が必要なのか」−−。このような発想を基に企業活動を行っていくことが大切ですね。
さて、今回の環境分析では、「顧客・市場を知る」「競合を知る」「自社を知る」の切り口で、市場機会と自社の立ち位置を明らかにする方法を見ていきます。「顧客・市場(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」の頭文字をてって「3C」と覚えると簡単ですよ。
受講生 3C、3C…。本当に覚えやすいですね。
マクロとミクロ、両方の視点で市場を見る
講師 環境分析でのポイントは、「市場」⇒「競合」⇒「自社」の順に3Cを見ていくことです。顧客が商品を購入する場合、必ず理由が存在します。商品はその理由を満たすための解決策(ソリューション)だからです。
企業にとって、顧客が抱えている悩みや問題点は気になりますよね。そのために、まず「顧客・市場を知る」ための活動を行うのです。この時のポイントは、マクロ的な視点とミクロ的な視点の両方で観察し、調査することです。マクロ的なポイントとしては、「市場の変化(何が起きているのか)に気づく」ことです。そして、ミクロ的なポイントとしては、「変化の中で、誰が、どんな問題に困っているかを考える」ことです。
受講生 なるほど。顧客の悩みが分かれば、解決策が提供しやすいということですね。お客さんがドリルで穴を開けたいことが分かっていれば、最も適切なドリルを提案したり、ドリル以外の解決方法を紹介することもできますよね。
講師 鋭いコメントですね。商品はあくまで自社の強みを活かして顧客の解決策を提供するモノですから、解決策としての商品は様々ですね。






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