▼「行政支出総点検会議」
行政の「無駄ゼロ」を推進するため有識者で構成する会議のこと。
各府省庁での無駄遣いが批判されたことを受け、福田康夫首相の指示で新設された。公益法人や独立行政法人への無駄な歳出を点検するほか、一般および特別会計の無駄を洗い出す。2009年度予算案の編成で数千億円規模の削減を目指し、官邸主導で経費削減を進める。町村信孝官房長官は25日、「行政支出総点検会議」を新設し、座長にキッコーマンの茂木友三郎会長を充てる人事を発表した。
▼「ワーキングホリデー」(Working Holiday)
休暇目的の海外旅行中に滞在先の国で就労できる制度。
異なる文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うための就労が認められている。一般に、18歳から30歳までの青少年を対象に、二国間の協定に基づき1年の滞在が認められている。日本は、1980年に協定を結んだオーストラリアをはじめ、現在までにニュージーランド・カナダ・韓国・フランス・ドイツ・イギリス・アイルランド・デンマークの9か国でワーキングホリデー制度を利用できる。政府はワーキングホリデー制度を台湾にも対象を広げる見通しだ。
▼「適格退職年金」
企業年金制度の一つ。
企業が従業員に給付する退職金を事前に積み立てておく制度で、税制上の適格要件を満たしていれば、掛け金を損金処理できることから、法人税の優遇措置が定められている。中小企業を中心に普及している。国民年金や厚生年金などに上乗せされて給付されるものだが、2012年3月末で廃止される予定となっている。現在、確定拠出年金への移行など制度廃止後に向けた動きが進んでいる。
檀 裕也(だん・ゆうや)
松山大学准教授。1977年生まれ。筑波大学大学院博士課程数学研究科修了。関東学院大学工学部情報ネット・メディア工学科を経て松山大学経営学部に移る。現在、経営工学概論、Webデザインおよびプログラミングなどの授業を担当している。専門は、微分方程式とシミュレーション手法の組み合わせによる数理解析。博士(理学)。その他に、Webサイトおよびメールマガジン「時事用語のABC」の運営など。





