前回までは、自分の思考を切り替えてモチベーションをコントロールする3つの技術のうち、「タイムスイッチ法」・「ズームスイッチ法」までをお話しました。今回は、3つ目の「ゴールスイッチ法」について解説していきます。
「ゴールスイッチ法」とは、「ゴール」、つまり目的にもう1度戻って、今やっている仕事の目的や意味を再確認するという方法です。
仕事は目的と手段の連鎖反応
例え話で具体的に説明します。
旅人が道を歩いていると、ある職人Aに出会いました。Aはひたすら石を積んでいます。旅人はAに、 「あなたは何をしているのですか」と聞くと、「石を積んでいる」と答えました。
旅人がさらに歩き続けると、今度は、石を積んでいる別の職人Bに出会いました。同じようにBに、「何をしているのですか」と聞くと、Bは「壁を造っている」と答えました。
また歩き続けると、3人目の石を積んでいる職人Cに出会いました。同じ質問をしてみると、Cは「教会を造っている」と答えたのです。
A・B・Cの職人すべて、作業としては石を積んでいます。しかし、「何をしているのか」という質問に対する回答は、それぞれ図1のように異なっています。

図1
つまり、Aは「自分が行っている作業」について、Bは「自分が行っている作業の目的」について、Cは「自分が行っている作業の大目的」について答えています。
このA・B・Cのうち、果たしてどの職人が一番、仕事へのモチベーションを継続して作業を続けられるのかというと、可能性としてはCが一番高く、次にB、Aと続くでしょう。その理由は、Cが最も「自分の仕事の目的を理解して取り組めている」からです。






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