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潜在“脳力”を活かす仕事術ビジネス

潜在“脳力”:【6】脳は「左視野」を重視する(1/2ページ)

2008.06.16

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 下の2つの顔の絵を見ていただきたい。顔の半分だけが笑顔で、もう半分は沈鬱した表情になっている。両者は同じ画像を左右反転させたものである。

2つの顔の絵

 さて、ここで次の質問に、パッと浮かんだ印象で答えて見て欲しい。

 「上」と「下」の画像では、どちらの方が、“より微笑んでいる”ように見えますか?

 同じ画像にも関わらず、ほとんどの方は「どちらか一方」を選ぶことができるだろう。データによれば、多くの方が「上」を選ぶことがわかっている。とくに右利きの人はこの傾向が強い。これは地域や民族や時代を超えて一定している。つまり人類に共通した性質なのだろう。

 「上」の画像は、左半分がニコやかな表情で、右半分が悲しい表情である。しかし、この画像を微笑んでいるように感じるということは、私たちは顔の「左半分」をとくに重要視していることが伺える。左半分さえ笑っていれば、もうそれだけで、なんとなく笑っているように見えるわけだ。

 レオナルド・ダ・ヴィンチの名画『モナリザ』は、その口元をよく見ると、右半分がより微笑んでいることがわかる。彼女のその絶妙な表情は「神秘の微笑み」と讃えられる。あえて私なりに解釈すれば「一見すると微笑んでいないが、じっと見ると、そこはかとない温かさを覚える」となる。いずれにしても奥深い。きっと画家が意図的に行った、一流の戦略だろうと私は考えている。

モナリザ

左が本当の『モナリザ』、 左右反転してみると・・・

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