パックマン誕生の発想
ピカッとひらめいた!
発想の一般的なイメージだ。
むかしの漫画なら、頭上の豆電球がピカリと光る。
たしかに、発想はパッとひらめく。
それは、何か素敵なメソッドや、発想法を使うことで、ひらめくのではない。
素敵な偶然で、ひらめくのだ。
たとえば、世界的に有名なゲーム「パックマン」誕生のエピソード。
岩谷徹『パックマンのゲーム学入門』には、次のように書かれている。
“ある日、そのアイディアが見つかる「ハッ」とする瞬間が訪れます。
それは、昼食でなんの気なしに注文したピザを食べているときでした。一切れだけ食べた残りのピザの形が、口を開けているキャラクターに見えたのです。
まさに『パックマン』の誕生の瞬間です。(P42)”
こういったエピソードは、たくさんある。
ニュートンが万有引力を発見したのも庭の木からリンゴが落ちるのを偶然に見たからだ。
アルキメデスは、風呂に入って浮力の原理を発見し「エウレカ!」と叫んで、全裸で疾走したといわれる。
風呂に入るのも、ピザを食べるのも、リンゴが落ちるのも、なんでもないこと。
なんでもないことが、素敵な偶然に変わり、ピカッとひらめく。
どうすれば、なんでもないことが素敵な偶然に変わるのだろうか?
発想するための素敵な偶然。
それを引き寄せるトレーニングを紹介しよう。
世界が違って見える「カラーバス」
「カラーバス」と呼ばれる方法だ。
ある一つの切り口を決めて、見慣れた風景を見直してみる実験だ。
実際にやってみてほしい。

まず切り口を決める。
たとえば「赤」を切り口としよう。
毎日歩いている道。
迷うこともない。
その風景は、いつもの日常のはずだ。






あなたのご意見をお聞かせください