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木全 賢

モノと道具を再構築する

ユニバーサルデザインの視点から製品開発を考える

近年のデザインにおける重要なキーワードに「サステナブルデザイン」や「ユニバーサルデザイン」という概念があります。これらの言葉がデザインを分かりにくくしている一因かもしれませんが、現在、商品を開発する立場においては無視できない潮流でもあります。今回はユニバーサルデザインについて考えてみようと思います。

モノと道具を再構築する

「シンプルデザイン」と「手抜きデザイン」の違い

中小企業の製品デザインにおいては、まず誰にも嫌われない「シンプル」を狙え。本コラムでそう繰り返し説いてきたデザインコンサルタントの木全さん。今回は、デザインにおいて「シンプル」と「手抜き」を分けるものについて考えてみます。

モノと道具を再構築する

戦争とデザイン──語られないデザインの歴史

このコラムでは、商品の色形に関して、基本的にシンプルなモダンデザインをおすすめしてきました。筆者はモダンデザインのシンプルな色形には、デザインの先人達の切実な思いが込められていると考えています。それは戦争体験です。

モノと道具を再構築する

マニア好みの形を歴史から探す──アール・ヌーヴォーとアール・デコ

今回は商品デザインにおける形の歴史を簡単に振り返りながら、現代でも応用可能なデザインを紹介したいと思います。商品の形にも流行があります。三井秀樹は著書『形の美とは何か』で、デザイン(形)の歴史は曲線と直線の流行の繰り返しだと指摘しています。

モノと道具を再構築する

オリジナル商品がなぜ幸運を呼び込むのか

オリジナル商品の開発過程において、呼び込むことができる「運」とは何でしょうか。中小企業デザインコンサルタントの木全賢さんは、B2Cオリジナル商品を開発することによってB2Bにはない「幸運」を招くことができると言います。

モノと道具を再構築する

値崩れを起こしにくいデザイン──素材と質感

長い時間をかけて開発した商品であれば、できるだけ値崩れさせず長く売り続けたいものです。当サイトの連載で、B2B中小企業が初めて開発に乗り出すB2C商品のあり方について書いてきた、中小企業デザインコンサルタントの木全賢さんに、今回は「値崩れを起こしにくいデザイン」についてご紹介いただきます。

モノと道具を再構築する

なぜ、その色を使うのか──商品の基本の色(2)

今日では、色に意味があることは誰もが認めています。企業のロゴマークで「ロゴマークの赤は情熱を表しています」などという説明を疑いもなく受け入れています。しかし、このように色に意味があるということが日本で一般的に認識されたのは、実はそんなに昔のことではありません。

モノと道具を再構築する

モノトーンから始めよう──商品の基本の色(1)

様々な商品においてモノトーンが主流になった背景には、技術革新があります。耐久性を増しながら、ホワイトパールのような深みのある光沢感や様々な高級感を演出できる表面処理技術の革新がなければ、現在のようなモノトーン人気はなかったかもしれません。

モノと道具を再構築する

マニア好みの形の作り方──デザインの基本の形(4)

モチーフ(motif)とは、動機やテーマなどを意味するフランス語で、デザインのメインとなる象徴的な形や模様を表す言葉です。モチーフはある形をただ真似ることではなく、その形が持っている要素を取り入れることで、モチーフが元来持っているイメージをユーザーに伝えます。

モノと道具を再構築する

流線形はマニアにうける──商品デザインの基本の形(3)

商品デザインの基本の形はシンプルな丸・三角・四角の組合せです。しかし実は、丸・三角・四角よりも「形態は機能に従う」ことを追求して生まれた形があります。それが流線形です。流線形はアメリカのプロダクトデザイナー、ノーマン・ベル・ゲデスによって広められました。

モノと道具を再構築する

なぜアイデア会議に女性の参加が重要なのか

このところ、B2C商品開発におけるアイデア会議を活性化させるための方法を続けてご紹介してきました。そして今回はとても簡単な、もう一つの活性化の方法をお伝えします。それは、会議の参加者についてです。

モノと道具を再構築する

マニア向けもシンプルで大丈夫──商品デザインの基本の形(2)

前回、中小企業が取り組むB2C商品において目指すべき、普通のデザインの基本形は丸・三角・四角だとお伝えしました。しかし筆者としては、中小企業が狙うべきなのは「プロ寄りの高品質な趣味製品」だとも考えています。では、そのようなマニアが、無難にも思える普通のデザインで満足するのでしょうか?

モノと道具を再構築する

デザインの基本は丸・三角・四角──商品デザインの基本の形(1)

今回は、商品デザインの基本の形について考えていきます。シンプルデザインが必ず売れるわけではないでしょうが、ロングセラーを観察すると、シンプルデザインが多いのも事実です。では、なぜロングセラーにはシンプルなデザインが多いのでしょうか?

時間を味方につける

長時間のアイデア会議も、ストップウォッチを使えば楽になる

今回は大きな課題に取り組む長時間のアイデア会議の運営についてご紹介します。長時間でも、アイスブレイクと拍手とストップウォッチによる時間管理と自動書記だけで、ファシリテーションしなくても有意義に会議を運営することができます。

モノと道具を再構築する

市場導入はかわいい商品から──ベビーフェイス効果

以前お伝えした「日本人の過剰装飾好き」に続き、今回は商品デザインを考えるうえで大切な、もう一つの要素をご紹介します。それは「かわいい」です。クール・ジャパンなど海外に発信される日本文化として「かわいい」に注目が集まっていますが、今回はその「かわいい」について考えてみようと思います。

時間を味方につける

司会も楽な、ストップウォッチを使った30分アイデア会議

今回紹介する、たった30分で終わるアイデア会議は、日々発生する細々とした課題を解決するのに向いています。商品開発では毎日さまざまな問題が発生します。アイデアを出し合い、次のアクションにつなげるための日々の会議は、短時間で参加しやすくするべきです。

時間を味方につける

うんざりするアイデア会議にリズムを生む「ストップウォッチ」

中小企業の会議に参加していると、一人だけが話し続ける場面に立ち会うことがありますが、独演会のような会議は誰も楽しくありません。発言者はほかの人が発言しないことに苛立ち、黙っている人たちはうんざりしています。

時間を味方につける

会議を楽しくしなければ、良い商品は生まれない

以前、B2C商品開発において経営者に求められる大切な姿勢は、商品開発を楽しむことだとお伝えしました。関係者とユーザーの笑顔を具体的に想像しながら開発を楽しむことで、長くつらい開発期間を乗り切ることができるのです。今回は商品開発を楽しむための簡単で具体的な方法をお伝えしようと思います。

モノと道具を再構築する

過剰装飾というニッチ市場──日本人が好きなデザイン

民俗学において日本の文化を語るときに「ハレ」と「ケ」という概念が使われます。今回はモダンデザインから少し離れて、シンプルな四角だけでなく、日本人は過剰装飾も大好きというお話をしようと思います。

モノと道具を再構築する

正方形でも大丈夫──普通のデザイン(4)

実は、黄金比は西洋の比率であり、正方形を基準にした整数比は日本の比率だと言われています。最もわかりやすいのが建築です。日本古来の建築を構成する間取り・畳・障子・建具・家具などの基本寸法は、1:1、1:2、1:3、1:4などの整数比になっています。

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黄金比なら大丈夫──普通のデザイン(3)

以前の記事において、商品は四角くて大丈夫とお伝えしました。しかし、サイコロもスマホも豆腐も四角です。四角の中でも、印象の良い四角形はあるのでしょうか?

モノと道具を再構築する

デザインでつくる「関係の記憶」

デザインは企業にとってコミュニケーションのための道具であると言うデザインコンサルタントの木全賢さん。今回は、デザインという道具を使いこなすために知っておくべき「ユーザーの心の動き」について考えます。

モノと道具を再構築する

デザイナーとの付き合い方

中小企業においては、デザイナーが必要になるような商品開発プロジェクトが常にあるわけではなく、新しいことを始めたいけれどデザインについて相談できる人がいないという状況がほとんどだと思います。そのような段階で、デザイナーと付き合い始める意味はあるのでしょうか。

人を組み替える

工業デザイナーの探し方

実を言うと筆者の場合も、企業規模を問わずにデザイン依頼はほとんど口コミです。口コミに頼るのは、「デザインはわからない」という企業側の心のバリアーのせいかもしれません。デザイナーの情報や付き合い方がわからないと、知人からの紹介に頼るのが安全だと考えるのかもしれません。

人を組み替える

工業デザイナーは、なぜ見つからないのか

一般の方はデザイナーに関する情報をほとんど持っていないのが現実でしょう。情報がないと使うのは難しいものです。今回は、デザインを道具として使いこなす事前知識として、デザイナーの実態と、中小企業と付き合える工業デザイナーがなかなか見つからない理由について考えてみます。

モノと道具を再構築する

四角くても大丈夫──普通のデザイン(2)

今回はきれいな普通のデザインについて、もう少し具体的に考えていきましょう。オランダの家電メーカー、フィリップスのインダストリアルデザイン部門の壁には、「橋をデザインするのではなく、河の渡り方をデザインするのだ」という標語が掲げられていたそうです。

モノと道具を再構築する

デザインという道具を使いこなせているか

「デザインは企業にとってコミュニケーションのための道具である」と言うデザインコンサルタントの木全賢さん。今回と次回にわたって、なぜ企業にデザインが必要なのか、人の心の動きから考えます。

モノと道具を再構築する

売れるのは「きれい」──普通のデザイン(1)

人間が考えるすべての造形は、モダンデザインと装飾という両極の間のどこかに位置しており、この二項対立は普遍的なモノの見方と重なり、基本形─つけたし、単純─過剰、秩序─逸脱、整然─混沌、軽快─重厚、規則性─多様性、明るい─暗い、普遍性─個別性などの軸で表現することができると山崎正和氏は書いています。

モノと道具を再構築する

第一印象とデザイン──美的・ユーザビリティ効果

前回、性能とデザインの関係について考え、ユーザーがその商品やメーカーと今後も付き合うかどうか、リピーターになるかどうかを決める第一印象の形成に、デザインがかかわっているとお伝えしました。今回は、もう少し商品の第一印象について考えてみようと思います。

モノと道具を再構築する

性能とデザイン

速そうなカッコいい車なのに、いざ試乗したら乗り心地が悪くエンジンがうるさい。そんな車があったら、なんだか騙された気分になるでしょう。いくらデザインが良くても性能が良くないのでは、ユーザーにメリットがありません。今回は、デザインと性能の関係について考えようと思います。

プロフィール

木全 賢 (きまた けん)

中小企業デザインコンサルタント。1985年シャープ株式会社入社以来、一貫して工業デザイン分野にかかわる。日本サムスン株式会社などを経て2006年に独立。主に中小企業へのデザイン支援を行う。各種デザインセミナーやデザイン関連書籍の執筆に積極的に取り組み、デザインの啓蒙活動にも力を入れている。東京理科大学特別講師、桑沢デザイン研究所・東京デザイナー学院非常勤講師。著書『デザインにひそむ<美しさ>の法則』(ソフトバンク新書)、『中小企業のデザイン戦略 』(PHPビジネス新書)、『売れるデザインの発想法』(ソフトバンク新書)、『マインドマップ デザイン思考の仕事術』(PHP新書)、『売れる商品デザインの法則』(日本能率協会)、『デザイン家電は、なぜ四角くて、モノトーンなのか? 』(エムディエヌコーポレーション)。