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米山 公啓

時間を味方につける

“ど忘れ”についての新しい考え方

「思い出す」と「思い出せない」の“中間の状況”があることが分かってきた。つまり「少し思い出せている状態」が無意識のうちに作られている。70%まで思い出していても、感覚的には思い出せないということになり、そこでイライラができてしまう。

時間を味方につける

脳が「後回し」したがる面倒なことに、手をつけるには

若いころなら面倒だと思わなかったことも、年齢とともに面倒になり、慣れないことはやりたくなくなってくる。携帯電話からスマホへ切り替えるというのも、新しい操作が分からなそうなので、そのままにする。今の基準で言えば使い勝手の良くないノートパソコンも、昔から使っているのでそのまま使っている。

時間を味方につける

努力すればイチローになれるか

野球のイチロー選手がメジャーリーグでの3000本安打を達成した。私たちは、ああいった選手を見て「天才だから」と、自分たちには関係がないと思ってしまうものだ。ところが、最近の研究では「いわゆる天才はいない」という。

モノと道具を再構築する

脳の仕組みが、そもそもクラウド的なのだ

かつてマーシャル・マクルーハンが、人間の記憶は将来、外へ出ていくだろうと予測した。まさにその予測通り、現代では人間の多くの記憶が、スマホやインターネット上に置かれている。

時間を味方につける

社長をなかなか辞められない理由

60歳になったら現役から身を引いて、若い人に経営を任せよう。55歳くらいになってくると、そんな思いになるものだ。ところが実際に60歳になって、あれだけ道を譲ろうと思っていたにもかかわらず、現役のままで仕事を続けようと思うようになる。これもまた、脳の報酬系による働きなのだ。

人を組み替える

テレビ会議の向き不向き

ある大手企業の本社を見学させていただいた。最新の機器や働きやすそうなスペースに驚かされた。しかし一点、おやっと思うところがあった。週に一回、傘下にある世界中の会社を含めて会議を行うという。

人を組み替える

なぜ正しいことをしたいのか

政治資金の私的流用などのニュースを見ると、そんなことをすれば大きな問題になることは分かっていそうなものを、どうして頭のいい人がそんな馬鹿なことをするのか理解できないと思ってしまう。芸能人が不倫などすれば、SNSなどで一斉攻撃を受けてしまう時代になった。

人を組み替える

相手を支配してはいけないのか

何かを支配したいという気持ちは、人間の非常に根源的な欲求であり、それがあるから様々な意欲が生まれるとも言える。こういった脳を、善い方向でうまく仕事に使うことはできないだろうか。

人を組み替える

浮気の虫は抑えることができるものか──浮気の脳科学

人間の欲望のままにまかせれば、暴力や犯罪が起きてしまい社会が成り立たない。だから先進国では一夫一婦制という結論に達しているということだろう。そんなことは十分にわかっていても、浮気は起きてしまう。社会的なリスクも高いはずなのに、なぜ浮気をしてしまうのだろうか。

時間を味方につける

社長の旅はクルーズにかぎる

ここ数年、日本に寄港する外国の大型客船が増加し、ようやく日本にもクルーズブームが訪れている。アメリカ人のカリブ海クルーズなどは、もはやバス旅行と変わりない。安い船ならばカリブ海1週間のクルーズで5万円以下とか、そういったカジュアルなクルーズもたくさんある。

人を組み替える

“はまる”脳を老化対策に活かせ

私たちはある特定の行為が好きになると、それを自分が繰り返してやっているとは思わなくなってしまう。仕事が好きでたまらないということであれば、それはプラスに働く。だからというわけではないが、仕事に依存しているとはなかなか考えないだろう。

時間を味方につける

なぜ女性は記念日にこだわるのか

夫婦間の記念日を考えても、お互いの誕生日、結婚記念日、バレンタインデー、そのお返しのホワイトデーがあり、このあたりは必ず抑えておかないと何かと問題になる。男性が、そんな記念日に対していろいろ失敗してきている割にあまり反省がないのは、女性と男性であまりに違う記念日への思いのためだ。

時間を味方につける

脳科学を応用した講演力

人前で話をするとき、いかにその内容を伝えれば良いだろうか。私自身、年間30回から40回くらいの講演をしている。昔は人前でしゃべるのが苦手だったが、聴き手の脳の働きを考慮するようになって、いまや聴衆が多いほど、しゃべっていることが楽しく感じられるようになった。

人を組み替える

なぜシニア市場で失敗するのか

私は神経内科が専門なので、日常診療の多くがお年寄り相手である。高齢者というと医学的には65歳以上を指すが、実際に高齢として感じられるのは80歳を過ぎてからだ。70代は、健康であれば特別に高齢者としてみる必要はない。しかし、多くのマーケティングでは70代をシルバー産業のターゲットとして捉えている。

人を組み替える

人の不幸を喜ぶ脳が、仕事の意欲を作り出す

トップに立つ人にもっとも必要なものに、「オリジナリティ」と「人を驚かせる面白さ」がある。スティーブ・ジョブズはまさにその天才、常に消費者を驚かせるものを作り続けてきた。「こういうものがあれば便利」と考えることは容易にできても、「そんなものがあったのか」と驚かせる発想はそうそう思いつくものではない。

人を組み替える

“度忘れ”の瞬間、試すべき5つの方法

ついさっきのことを思い出せないという“もの忘れ”もあれば、いつも使っているのにどうしてもその言葉が出てこないという“度忘れ”も年齢とともに多くなってくるものだ。この原因は、やはり脳機能の年齢的な衰えであることに間違いはない。しかし、その場ではそうも言っていられない。さて、どうすれば良いのだろうか。

人を組み替える

勝利が脳を育てるか

私たちは錦織のテニスや、ラグビーを見ることで、世界の中で勝利していく快感を覚えてしまった。しかし、その快感こそが私たちの勝利への意欲を高め、スポーツ選手も同じように、その快感を求めて努力するようになるはずだ。

人を組み替える

怒りは本当に敵なのか

「怒りは敵と思え」は徳川家康の遺訓ということになっているし、江戸時代から怒りは人生においてマイナスということになっている。カッとなって判断力が鈍り、感情的な決断をしてしまうというのはよくあることだが、本当に怒りはいけないものなのだろうか。

モノと道具を再構築する

“模倣”の利点を、脳のミラー細胞から考える

2020年の東京五輪エンブレムは、他人の作品を模倣したという疑惑で大きな問題になってしまった。これを脳科学から考えると、どういうことになるだろうか。模倣する、元にする、参考にする、パクるなど、いずれも程度の差はあれ、元のものをなんらかの形で真似て、新しい価値を生み出すということだ。

人を組み替える

途中でやめる「8割仕事術」

テニスの錦織の試合を見ていると、準決勝くらいで力尽きてしまうケースが多い。その前の試合を楽に勝っていても、急に別人のようになって負けてしまったりする。もちろん体力的な問題や怪我といったトラブルの影響があるかもしれないが、それとは別の要因もあるかもしれない。

人を組み替える

嘘をつくと、脳が活性化するのか

人生において嘘をつかない人はいないだろう。会社の幹部が嘘をつけば、結果として会社に大きなダメージを与えることにもなる。会社のため、保身のためといろいろ理由はあるのかもしれないが、どうして人は嘘をついてしまうのか、興味深い問題だ。

時間を味方につける

睡眠が脳を育てる・迷ったら寝てしまう

睡眠時間が短くなると、運転など視覚関連の仕事でミスが多くなることがわかっている。だから仕事のクオリティーを維持するためには、最低4時間半から6時間の睡眠が必要になる。睡眠が脳を休ませるというだけでなく、記憶の定着化、つまり忘れない記憶に変化させているという考え方は、わりと最近の考え方だ。

時間を味方につける

NEATを増やそう──脳のために、健康のために“立つ”こと

座っている時間が長いと体に悪いという研究がよく見られるようになった。長く座っていることは、喫煙と同じくらいのリスクになると指摘する研究者もいる。現代人の生活では、寝ている時間より座っている時間のほうが長いので、それが健康を害してしまうというわけだ。

時間を味方につける

人は午後になると嘘をつく

ハーバード大学のマリアム・クーシャキらの研究によれば、人が不誠実(嘘をつく)になるのは、午前中より午後だという。会議や重要な決断が必要なときは、午前中にやってしまったほうが良いようだ。

人を組み替える

男脳と女脳──女性にアドバイスすると、なぜ怒りを買うのか

男脳で考えて良かれと思って言ったことが、女脳で考えると決して解決にはならないという不条理な状況が起こる。これは日常的に起きていることだ。いったい何がいけないのだろうか。

人を組み替える

脳の学習機能が、新しい発想の邪魔をする

私たちは見えない“規制”の中で発想している。自分は自由な発想ができる、アイデアを出せると思っていても、やはりまったく知らない世界の発想で仕事はできないものだ。

時間を味方につける

特に歳をとってから効く、“目標設定”の妙

人間がもっともやる気がでる確率は「50%」だ。あまりに目標が低ければ簡単に実現できてしまい、いつでもできると思えば、やる気は出てこない。また極端に目標が高いと最初から諦めてしまい、真剣にやろうとしないし、むろん意欲もわかない。

人を組み替える

社長の脳はデジタル化できるのか

今年の電脳将棋では、コンピューターが2回負けている。昨年まではコンピューターが有利であり、すでに人間を超えていると思われていた。それが今年は若手の棋士が出てきたこともあり、今までにない手を指して成功している。

時間を味方につける

急に金持ちになると、なぜ失敗するのか

アメリカのプロフットボール選手の78%が生きているうちに破産し、プロバスケットボール選手の60%は引退後5年以内に破産すると言う。その理由は何だろうか。節操がない、そんな言葉だけで片付けてしまうと、人間の行動の本質を見失ってしまうことになる。

モノと道具を再構築する

高級車への欲望、会社を成長させる本能

車は移動手段だから何でも同じだと思う人と、できるだけ快適な空間の中で移動したいと思う人では、自ずと選ぶ車が違ってくる。車を分かっている人は、車にそれぞれ個性があることを知っている。どれも同じだと思う発想では、意欲や発展性をそいでしまう。

プロフィール

米山 公啓 (よねやま きみひろ)

1952年山梨県生まれ。作家、神経内科医。元聖マリアンナ医科大学第2内科助教授。現在までに280冊以上を上梓。講演会、テレビ・ラジオ出演、テレビ番組企画・監修なども行う。日本老年学会評議員、日本脳卒中学会評議員、日本ブレインヘルス協会理事。