スマートフォン向けOS(基本ソフト)では、米アップルがiPhoneのために開発したiOSと米グーグルのAndroidが圧倒的なシェアを占めている。この2強に割って入ろうと新しいOSが相次いで発表され、通信業界で大きな注目を集めている。
2013年2月25日から28日までスペイン・バルセロナで開催された世界最大のモバイル関連展示会「Mobile World Congress(MWC) 2013」で、3つの新しいOSが発表された。「Firefox OS」と「Tizen」「Ubuntu for phones」だ。
いずれも「HTML5」というウェブページ作成の次世代言語を使用している。iPhoneとAndroid用アプリの間には互換性がないが、HTML5で製作されるアプリは、原則的にはどんなOS、どんなブラウザー上でも動く。
現在はiOSとAndroidによりアップルとグーグルにモバイル産業の主導権を握られているが、HTML5で製作された新しいOSでは通信事業者が主導権を持ってアプリを製作・販売したり、自由にビジネスモデルを構築できるようになる。アップルとグーグルからモバイル産業の主導権を奪うためにも、各国の通信事業者や端末メーカーは第3のOSの開発に力を貸している。
⇒ 勝者は?MWCで見えた「第3のモバイルOS」の行方






