細川馨
ビジネスコーチ(株) 代表取締役

細川:簡単に北村さんの経歴についてお話しいただけますか。

北村:大学を卒業するときには司法試験を目指していましたが、あいにく合格できず、たまたま資格試験の予備校に就職しました。そこではじめて、社会保険労務士の資格を知りました。弁護士は問題が起こった後に登場しますが、社会保険労務士は問題を予防できる活躍の場がいっぱいあります。会社の売り上げに直結するような人材教育にも貢献できる資格だと思い、28歳のときに資格を取得し、すぐに独立しました。今は52歳なので24年になります。

細川:テレビでもご活躍ですね。

北村:たまたま専門分野をつくろうということで、年金をテーマにやってきて、年金問題が起こるたびに取材を受けるようになりました。どこかで戦争が起こると軍事評論家が出てきますよね。それと同じようなポジションで、年金問題が起こると呼ばれます。

細川:先生は資格試験の学校で様々な企画や受験指導もされていますよね。

問題を予防できる社会保険労務士

北村:資格試験の予備校で、社会保険労務士の受験指導を行っています。以前は行政書士やフィナンシャルプランナー(FP)の会社立ち上げもプロデュースしました。そういうのが好きなんです。

細川:実は私はCFP(サーティファイドFP)の資格を一応持っています。

北村:素晴らしいですね。私は、日本にFPの資格ができる前の立ち上げに携わりました。

細川:協会のチャーターメンバーですね。仕組みやシステムをつくるのがお好きなのですか。

北村:一番好きです。

細川:今は社会保険労務士向けのサービスなどを提供しているのですね。

北村:そうです。資格試験の受験指導も行っていますし、開業塾も開催しています。社労士の会員制組織も作っていて、今は全国で1300事務所くらいにご参加いただいています。

ブレイン代表
北村 庄吾(きたむら しょうご)
ブレイン(株式会社ブレインコンサルティングオフィス・総合事務所BraiN)代表 一般社団法人実務能力開発支援協会理事長 一般社団法人かけは理事長

社会保険労務士・行政書士。1961年、熊本県生まれ。中央大学法学部卒業。1991年に法律系国家資格者の総合事務所BraiNを設立。ワンストップサービスの総合事務所として注目を集める。1993年から起業家の育成に力を入れ、第三次起業家ブームを作る。近年は、『週刊ポスト』(小学館)誌上での「年金博士」をはじめ、年金・医療保険等の社会保険制度や名ばかり管理職・サービス残業等の問題に対して鋭いメスを入れる「評論家」としてもテレビ・雑誌で活躍中。実務家として、現在2000以上の事務所が参加している日本最大の社会保険労務士ネットワーク(PSR)を主宰。労務管理 ・人事制度のアドバイスを精力的に行っている。2012年に司法書士・社会保険労務士を中心に、法律系国家資格者による「一般社団法人かけはし」を発足。相続・遺言・成年後見支援のトータルサービスをスタート。2013年10月には一般社団法人実務能力開発支援協会を設立し、「給与計算実務能力検定試験R」を創設。個々人のビジネス実務能力の向上を通して、日本の雇用や経済の発展を目指す。一般社団法人実務能力開発支援協会の理事長および一般社団法人かけはしの理事長を務める。