リップシャッツ 信元 夏代
アスパイア・インテリジェンス社 代表取締役

 前回までで、仮説検証、分析がすべて終わりました。残すところはプレゼンテーションです。今回のコラムでは、そのプレゼンテーションについて解説します。

 ピラミッドストラクチャーとは、キーとなるメッセージとその根拠をピラミッド構造で表したものです。効率よいコミュニケーションを図るための手法であり、相手に分かりやすくロジックを伝えると同時に、準備の過程でどういう分析が足りないかを発見するためにも使われます。

ピラミッドストラクチャーの作り方

 ピラミッドストラクチャーの作り方は次のとおりです。

  1. まず、結論を言う(キーメッセージ)
  2. その根拠を3つに分ける(大分類)→結論、根拠A、根拠B、根拠C→結論の再確認、という構造で話す
  3. 根拠Aをさらにひとつの結論と考えて、根拠A、根拠a1、a2、a3、従って根拠A、という構造で話す(小分類)
  4. 最後に、スライドは1枚で1つのメッセージにする(ワンスライド、ワンメッセージ)

 このように、ひとつ上位の箱を、3つの箱が支え、その3つの箱をそれぞれ小さな箱が支える、という構造で積みあがることから、この論理構成の方法はピラミッドストラクチャーと呼ばれています。