水木 さとみ
医学博士・心理カウンセラー/株式会社 エム・エイチ・アイ代表

 今回のストレスマネジメント、テーマは「タフな心のつくり方」です。

 複雑な現代社会の中で、厳しい状況に遭遇したり、思いもよらない出来事が降りかかってきたりと様々な波が押し寄せます。こうした中でも“タフな自分”をつくり出すことで、ストレスをミニマムにしていくことが可能です。大切な自分を守るために、ストレスマネジメントの一環として頭の隅において頂ければ幸いです。

 昨年末の日本経済新聞(2010年12月25日)に「自分を元気づける言葉」のランキングが記載されていました。調査は、事前調査に基づいて、2010年12月中旬にインターネット調査会社マクロミルを通じ、20~60歳代の成人男女に向けて実施したものです。

「気分が落ち込んだ時や自分を勇気づけたいときに、どの言葉を使いたいか」

 この質問を投げかけ、その言葉を選んでもらったものでした(有効回答1030:男女同数)。

「自分を元気づける言葉」は何?

 上位3位の結果は次の通りでした。

1位:なるようになる、なるようにしかならない――788ポイント
2位:まあいいか、気にしない――662ポイント
3位:人は人、自分は自分――624ポイント

 回答者の多くは、気分が落ち込んだ時には、自ら楽観的なメッセージを浴びることで、自分を楽な状態に導くよう望んでいるということが伺えます。