河合克彦
株式会社 河合コンサルティング 代表取締役

 前回は「総額人件費管理」について解説しました。その場合、人件費のパイの大きさは「付加価値」と適正労働分配率線で計算します。その「付加価値」について今回はもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。更に「要員管理」について考えてみたいと思います。

 付加価値とは「企業が新たに稼ぎ出した価値」です。付加価値は売上高から外部購入価値を差し引いて算出します。

 このようにして算出される付加価値は財務会計の数値をベースにしています。これを私は「財務会計ベースの付加価値」と呼んでいます。通常、付加価値という場合は「財務会計ベースの付加価値」を指します。