河合克彦
株式会社 河合コンサルティング 代表取締役

評価者研修で遭遇するハードル

 前回は評価者研修の核心をなす「ケースに基づく評価者研修」で、ケースの「解答(会社としての評価)」をどのように作ればよいかを説明しました。今回は評価者研修を社内講師が行う場合、どのように行ったらよいのかを説明します。

Y社人事教育課のB課長からの質問です。

 「今度行う評価者研修では、私が講師を務めることになりました。参加者には、私よりも年上の管理職もいます。資格等級や役職でも私より上の人もいます。おそらく評価の実務経験は、私よりも豊富だと思います。そのような参加者に対して、評価者研修をするのは、気が重い感じです。社内講師が評価者研修を行うときの留意点を教えていただければと思っております」

 評価者研修を社内講師が行うとき、いろいろなハードルが現れてきます。B課長の質問も社内講師が評価者研修を行うときのハードルと考えてよいと思います。

 それでは、評価者研修の講師には、どのような条件が必要であるのでしょうか。