入江倫成
株式会社 IPイノベーションズ ビジネス ディベロップメント パートナー

1)インストラクターのPDCA

 前回は「社内インストラクターのスキル-標準化」というテーマで、日本におけるインストラクター養成の現状や(社内外を問わず)インストラクターに求められる能力変化をとらえることの重要性、標準化の位置付けなどを解説してきました。

 第5回目の今回も、前回に引き続き、株式会社エイチ・アール・ディー研究所(※1)の安田孝雄さんのお話を中心に、社内インストラクターのスキルを標準化する取り組み施策を考えていきます。

 引き続き、安田さんとの会話です。

 (入)「CompTIA(※2)のCTT+(※3)が、『網羅性』『客観性』『汎用性』の観点で注目されているというお話ですが、まず『網羅性』とはなんですか?」

 (安)「インストラクターのPDCAを網羅しているという意味です。まあ、当然と言えば当然なのですが・・・」

(※1)株式会社エイチ・アール・ディー研究所 (URL http://www.hrdins.co.jp )は、幅広く人材開発のコンサルティング・研修やワークショップの開発実施を行っている企業です。講師養成領域においてはCTT+取得に関する支援講座(PIT+)、やプロフェッショナルインストラクターのためのコミュニティー活動(PIT Club)等を開催しています。

(※2)CompTIA(URL http://www.comptia.jp/index.html )は、IT業界内で作成された各業務の実務能力基準の認定活動などを行っているIT業界団体です。欧米を中心に14拠点を持ち、メンバー企業として102カ国20,000機関以上(2007年4月現在)の企業が参加しています。

(※3)CTT+は、Certified Technical Trainerの略で、様々な研修を行うインストラクターとして必要な能力要件を有していることを証明する資格の名称です。