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21世紀医療フォーラム 良い医者、良い医療を創るプロジェクト
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健康長寿社会実現をめざした技術展示会を産業技術総合研究所が開催

2015.02.05 取材:AGING SUMMIT取材班 赤堀たか子 文責:日経BP社21世紀医療フォーラム事務局長 阪田英也

独立行政法人産業技術総合研究所(以下、産総研)では、2014年11月8日~9日の2日間、臨海副都心センターの一般公開に合わせ、特別企画「健康寿命世界一の産総研村へようこそ」を開催した。このイベントの主旨などについて、産総研・臨海副都心産学官連携センター兼ライフサイエンス分野研究企画室イノベーションコーディネータの三宅正人氏にお話を伺った。

人口が減少するなかで労働者6000万人を実現する

イベント会場につくられた産総研村は、「リハビリ」「イベント」「健康コンビニ」の3ゾーンで構成されていた。

まず、リハビリゾーンはロープを使った体操器具や装着型の歩行アシストロボットなど、リハビリ用の器具を展示したコーナーである。次に、イベントゾーンは社交ダンス、ベリーダンス、コンテンポラリーダンスといったさまざまなダンスやゴミ拾いを来場者に体験してもらうコーナーだ。そして、健康コンビニゾーンでは血管年齢検査や遺伝子検査など、健康管理に役立つさまざまな検査装置の展示や器具を使った検査を実際に行っていた。

本イベントの目的について、三宅氏は次のように語った。
「2010年に1億2000万人でピークを迎えた日本の人口は、2060年には8000万人まで減る見込みです。現在の労働者数は約6000万人ですが、人口減少に伴い、2060年には4000万人にまで減少し、そうなるとGDP2%成長は見込めなくなります。総人口8000万人になっても、労働者人口6000万人を維持するためには、高齢者がいつまでも元気で働ける環境をつくることが肝心です。長寿社会を支えるのは技術ですが、対象となる範囲は非常に広いため、産総研は総合研究所としての総合力を活かして、技術を社会に橋渡しする役割を果たしていきます」。

健康コンビニで日常的に健康状態を把握

高齢者がいつまでも元気で働き続けるためには、健康でいることが第1だ。現在、生活習慣病の医療費は年間8兆円を超え、一般診療医療費の3割を占めている。透析だけ見ても、2兆円もの医療費が使われており、こうした状況を変えることが大きな課題となっている。

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