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梶原しげる:「家を建てる」が「生きる希望」に!86歳被災男性が病の妻に捧げた「新居の夢」の行方(5/6ページ)

2015.04.02

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間に合わなかった新居の完成

 結局退院後、借り上げ住宅に戻った妻だったが、想像以上に体調が厳しい。

 そこへ朗報!ようやく介護施設に入れてもらうことができたのだ。

 希望がわいた!

「あと少し我慢すれば、リハビリのできる新居で妻と一緒に住める!」

 大震災から3年半たった2014年9月11日。

 妻の容態急変を知らされる。

 駆けつけたら妻は既に息絶えていた。

「毎日3度見舞っていたのに…何十年も連れ添った妻の最後をみとることができなかった…」

 無念の表情をレンズが追う。

「新居が予定どおり完成していれば、二人で仲良く暮らせたかもしれなかった…」

 やるせない気持ちをカメラの前でつぶやく夫。

「でもまあ、妻の亡くなった11日は息子の月命日だ。息子が妻を迎えに来てくれたのかもしれない…」

 自らをそうなだめた。

 2014年年末。妻が亡くなり3カ月が経っても新居は完成していない。

 取材スタッフを前にいつになく声を荒らげる夫。

 絶句するスタッフ。

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