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ロジカルシンキングの達人になるビジネス

論理思考:【192】脱落してしまう人達がやり通せるようにする方法(3/4ページ)

~メカニズム思考で挑戦をサポートする~

2015.03.27

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ハードルを上げると脱落率が下がる?

 さて、「やれる」を高める方法として「やる人の力を高める」というのもありました。こちらについて出来ることはあるでしょうか? 前述のように少しずつ力を伸ばしていくというのはそういう効果もありますが、ここで僕が松浦さんに提案したのは「入り口でハードルを上げてしまう」ことでした。「生半可なことでは不可能。覚悟のある人だけ来て下さい」と告知してしまう、ということです。

 しかし、これに対して松浦さんから返ってきたのは「やれる自信のない子たちこそ参加して欲しいんです」という言葉でした。確かに、元々やれる子達ばかりが参加するのでは、教育の意味がないとも言えます。松浦さんの言葉は、自分たちが何のためにブラストビートをやっているのかをしっかり押さえている故と言えます(目的を押さえる)

 しかし、まだこの考えをあきらめずに「参加要件は能力ではなく、最後までやり通す気持ち、というのはどうですか?」と聞いてみました。能力は問わない、できないからこそ学ぶのだし。でも簡単なことではないと覚悟を持って来てほしい。それでも「やり通すぞ」という決意を持って参加してほしい、と告知するわけです。

 この「覚悟を持って来てください」というやり方は、僕自身、グロービス時代も含めて何回かとって来ていています。その経験から言えるのは、一時的に申込者が減るが脱落率は下がること、そしてしばらくするとむしろ申込者は増えることです。それだけ鍛えられるからこそやりたい、またそういう覚悟を持った人たちと一緒だからこそやりたいと考える人たちが実はけっこういるのが理由です。

 でも、これで「自信のない子たち」も参加してくれるのか、というと、取りやめてしまう子もいるでしょう。しかし、「必要なのは最後までやり通す気持ちだけ」という言葉を信じて来る子も必ずいます。そして例えば募集案内の体験者談で「自分は何もとりえがないと思っていたけれども、とにかく最後までがんばることだけ決意して参加した。実際にしんどかったけれども、参加して本当に良かった」といったことがあれば、挑戦する人は増やせます。

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