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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け:【260】会社員人生は30歳までに決まる(1/7ページ)

2015.03.18

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20代のときについた差は埋められない

 今回は、「会社員人生は、30歳までに決まる」という言葉について考えます。30歳までに、その人のその後、つまり、30~50代の人事の処遇などの扱いはおおむね決まります。20代のときについた差(人事評価、昇格、イメージなど)はなかなか、埋めることができない、といったことを意味しています。

 この言葉を取り上げたのは、読者からの書き込みを読むと、今後の人生がよくなるものと信じ込んでいる気がするからです。20代であるならば、多少は期待してもいいのかもしれません。30代以上ならば、幻想や妄想を持ち、人生を破たんさせてはいけませんから、老婆心ながら、「会社員人生は、30歳までに決まる」を取り上げました。まず、1つのエピソードを紹介しましょう。

 「会社員人生は、30歳までに決まる」は1990年代後半、私が20代後半であった頃、報道機関に勤務していた際、上司から教わったことです。この言葉を聞いた瞬間、違和感を覚えました。30歳を目前にしていた時期であり、「このままでは、自分はいけなんじゃないか」と感じたのです。

 上司は40代後半。当時、部員が110人ほどの部署のナンバー2。その後、トップである本部長、さらに支社長、関連会社の役員や代表取締役となります。60歳定年で辞めた後、社員数500人ほどの会社の社外取締役をします。そして、60半ばで私立大学の理事となり、今は関西のほうの中堅企業の社外取締役をしているようです。

 このキャリアは、この会社の同世代(現在、60代後半でほぼ全員が退職)の中では、いわゆる「トップエリート」といえます。「出世」という点では、同世代の社員数百人の中で5番以内に入ります。偏差値でいえば、「90」前後となるでしょう。

 この人はなぜ、抜群の出世街道を走ることができたのでしょうか。私は、30歳までの人事評価と社内でのイメージに尽きると思います。それらが同世代の中で突出していたことが、きわめて大きいはずです。彼が言うところの「30歳までに決まる」は、たしかにその通りなのです。

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