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長谷川博和「起業家に学ぶ新規事業の立ち上げ方」ビジネス

「ECマーケティングの領域で確固たるポジションを取りたい」岡本洋明・ジェネレーションパス社長(1/4ページ)

岡本洋明・ジェネレーションパス社長に聞く(後編)

2015.02.26

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 前編に続き、ECマーケティング事業を手掛けるジェネレーションパスを取り上げる。岡本洋明社長に起業のきっかけや社員との距離の取り方などついて聞いた。
 前編の『岡本洋明・ジェネレーションパス社長「私は事業家というより商売人なんです」』は こちら から。

日本信販で新規事業に携わる

長谷川:岡本社長は大学卒業後、日本信販、ソフトブレーンを経て創業されています。起業のきっかけは何ですか。

岡本:商売を志そうと思ったきっかけは、新卒で入った日本信販(現三菱UFJニコス)で新規事業に携わったことが一番のカギになっていますね。

 少し遡ると、私は雪があまり降らない静岡県浜松市の出身なのですが、学生時代からスキーのフリースタイル競技であるモーグルの選手でオリンピック出場を目指して大会を転戦していました。海外遠征したり、国内でも山にこもっていたりしていたので世の中に疎かったんですね。そんなふうでしたから就職活動を始めたのは大学4年生の秋から。社会人になってもモーグルを続けたかったので、活動資金を自分で稼ぐために、『会社四季報』を見て一番基本給が高そうな会社というポイントで入ったのが日本信販でした。

 日本信販は国内で初めてクレジットや分割払いをつくった企業で自由な発想があり、私のような若い社員にもいろいろなチャレンジをさせてくれました。新規事業を立ち上げる部署に配属され、予算10万円で新規事業をつくれと言うのです。「なんて会社だ」と思いますよね。ただ当時は20代でしたから、10万円を好きに使えるというだけでうれしかったですね。

 新規事業では、海外の個人輸入代行を手掛けました。以前から「海外から日本へ帰って来る人に海外の通販雑誌を配ったら意外と売れるのではないか」というアイデアを温めていたからです。少なくとも私の周りの友人の反応は良かった。仲間内でそういう人が10人いるということは、買うという人が1万人はいるはずだと考えました。結果としてクレジットカードの利益がわずか数%であるのに対し、粗利率20%、20億円の売り上げを記録することができたのです。

長谷川:この経験で新規事業のダイナミズムや面白さを感じて、起業につながったのですね。

岡本:はい、これが独立しようと思った最大のきっかけです。

岡本 洋明

岡本 洋明(おかもと・ひろあき)
1964年生まれ。ハーバードビジネススクール上級MBA課程修了。86年日本信販入社。2000年ソフトブレーン取締役就任。02年ジェネレーションパスを設立、社長に就任。14年9月東証マザーズに上場。

ジェネレーションパス 概要:
本社:東京都新宿区
創業:2002年
社員数:46人(パート・アルバイト含む)
売上高:44億万円(2014年12月期見込み)
事業内容:ECマーケティング事業など
URL:http://genepa.com/
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