トップ > 田原総一朗の政財界「ここだけの話」 > 田原総一朗:取材は「闘い」、政府とジャーナリストの思惑は相反するものだ

田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

田原総一朗:取材は「闘い」、政府とジャーナリストの思惑は相反するものだ(1/5ページ)

2015.02.13

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 シリアへの渡航を計画していた新潟市のフリーカメラマン、杉本祐一さんに対し、外務省は2月7日、パスポート(旅券)の返納を命じ、杉本さんは命令に応じて旅券を提出していたという事件があった。

生命保護を理由に旅券の返納命令は初めて

 菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で次のように述べた。

 「憲法が保障する報道、取材、移動の自由は最大限尊重されると考えるが、邦人の安全確保も極めて重要な責務だ」

 返納命令に踏み切った理由については、「ISIL(「イスラム国」)により2人の日本人が殺害されたばかりで、日本人を対象とする殺害を継続する意向を表明している。生命に直ちに危険が及ぶ可能性が高いと判断した」と説明した。

 「イスラム国」に殺害されたフリージャーナリストの後藤健二さんの場合は、シリアへ渡航する前、外務省は電話と面談で3回にわたり渡航中止を要請したが、それが受け入れられなかったという。

 杉本さんの場合も、渡航しないように説得したが、それを受け入れないため、パスポートの返納命令を出したという。外務省が生命保護を理由に旅券の返納命令を出したのは今回が初めてである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー