トップ > 田原総一朗の政財界「ここだけの話」 > 田原総一朗:「イスラム国」人質事件で政府批判を許さないのは危険だ

田原総一朗の政財界「ここだけの話」ビジネス

田原総一朗:「イスラム国」人質事件で政府批判を許さないのは危険だ(2/5ページ)

2015.02.05

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

身代金から囚人の釈放へと要求が変化

 安倍晋三首相は1月16日から20日にかけてエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの中東4カ国を訪問し、人道支援を表明した。

 その17日のエジプト・カイロでの演説で、「イスラム国」が勢力を広げるイラクやシリアなどに難民・避難民支援などとして約2億ドルの無償資金協力を発表したのである。それに狙いを定めたかのように「イスラム国」は、「72時間以内に2億ドル」の要求を突きつけてきた。

 72時間以上が過ぎ、24日になって後藤さんの画像が公開され、「イスラム国」によって湯川さんが殺害されたということが伝えられた。そして「イスラム国」側の要求は、身代金から囚人の釈放へと変わった。

 後藤さんを解放する条件として、2005年にヨルダンの首都アンマンで大規模な連続爆破テロを実行し、自爆できずに捕らえられていたサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めてきたのである。

 そして27日、後藤さんの3回目の画像が公開された。後藤さんはシリア北部での軍事作戦中に戦闘機が墜落して「イスラム国」に捕らえられ、人質になっていたヨルダン軍パイロット、ムアズ・カサスベ中尉とみられる男性の写真を手にしていた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー