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「腰が痛い」ときの対処法~この方法で痛み解消医療

腰が痛い:第4回 職場で起こる「腰痛」を防ぐには(8/8ページ)

厚労省『職場における腰痛予防対策指針』に学ぶ

2014.12.19

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「リスクアセスメント」という考え方

 新しい『指針』では、リスクアセスメントという手法を取り入れた。1つ1つの作業について、作業姿勢、実施する頻度、作業環境などを確認し、リスクの大きさを判断する。そして、リスクが大きい作業を見極めて、そこから改善を図ろうということだ。介護作業については、具体的なチェックリスト例も添付されている。

 オフィスワークで作業を1つずつアセスメントするのは難しそうだが、考え方を取り入れることは可能だろう。いつもやっている作業の中で、腰に負担がかかりそうなものはどれか、どのくらい負担になりそうか、頻度が多かったり、時間が長い作業はどれか。リスクが高いものがあれば、台車や踏み台を購入してもらう、椅子を調整する、機器の配置を変えるなど、対策を実施していける。厚労省のガイドラインに沿ったことなら、上司や同僚を説得しやすいだろう。

 また、家庭での作業をアセスメントしてみるのもいい。顔を洗うとき、子どもを抱き上げるとき、車から荷物を取り出すときなど、不自然な姿勢になっていないだろうか。

 自分の身を守るためには、まず、自分が動くことだ。腰痛はできるだけ予防して、快適な暮らしを守っていこう。

梅方 久仁子(うめかた・くにこ)
梅方 久仁子(うめかた・くにこ)

 フリーライター。1959年兵庫県生まれ。大阪大学薬学部卒業。製薬会社勤務中にパソコン通信にはまり、1992年よりパソコン雑誌編集職に転職。1995年頃よりフリーライターに。ネット生活は20年を越え、オフラインよりもオンラインで知り合った友人のほうが多い。最近では専門の薬学や趣味のランニング、英語学習などの知識を活かして、IT、資格取得、健康、医療など幅広い分野で活躍中。
 著書に「医療・看護の資格と仕事 やりたい仕事がわかる本」「ゆっくり走れば健康になる」など。

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