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「腰が痛い」ときの対処法~この方法で痛み解消医療

腰が痛い:第4回 職場で起こる「腰痛」を防ぐには(2/8ページ)

厚労省『職場における腰痛予防対策指針』に学ぶ

2014.12.19

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腰痛が起こるのは、どんなとき?

 予防のためには、まず原因を知ることから。『指針』によれば、腰痛の発生要因には、次のようなものがあるという。

▼腰痛の発生要因
●動作要因…腰部に動的あるいは静的に過度の負担を加える等
●環境要因…腰部への振動、温度、転倒の原因となる床・階段の状態等
●個人的要因…年齢、性、体格、筋力、椎間板ヘルニア、骨粗しょう症または基礎疾患の有無等
●心理・社会的要因…職場の対人ストレス等

 動作要因では、重い荷物を抱え上げる作業が大きな問題だ。デスクワークではあまり関係なさそうだが、コピー用紙の束や資料がいっぱい詰まった箱など、事務室にもけっこう重いものはある。また、軽い物でも不安定な姿勢で持つと、腰痛の原因になることがある。1kgほどの書類を運んでいて、ドアを開けようと身体をひねったとたんに腰痛を起こした実例もある。

 動作要因の中で静的な負担とは、例えば座りっぱなしでパソコン作業をする場合など。オフィスでは、これはよくある問題だろう。

 環境要因として、室温はうっかりしがちかもしれない。寒い場所では筋肉が硬くなり、ケガにつながりやすい。また、機器や資料の配置なども問題になる。置いてある荷物越しに物を取ろうとして、腰に負担をかけたりしていないだろうか。

 個人的要因として、腰痛の経験者は特に気をつけたほうがいいだろう。また、棚からものを取るときに、背の低い人は踏み台を利用するなど、個々の体格や筋力にあわせて対策を考える必要がある。

 心理・社会的要因は、この連載の第1回でも取り上げたが、最近、治りにくい腰痛の原因として注目されてきている。精神的ストレスをなくすのは難しいが、オフタイムには意識してリラックスを心がけたい。

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