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MBA講座:糸井重里や宮本亜門も動かした「なくなることが目的」の究極のチームとは?(西條剛央連載 第2回)(1/5ページ)

リーダーに頼らず自立的に動く!「しなやかなチーム」の作り方

2014.11.26

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理念とは何か

 前回はチームが目的を達成するために作られるものであり、すべての価値判断は目的(関心)に応じてなされることから、「目的」を抜きにどのようなチーム編成、規模、戦略、戦術がよいかを議論することは原理上不可能である。したがって、チームの活動の方法も成否もすべてその目的に照らして判断されることから、まずはすべての判断指針となるチームの目的を明確にしなければならないと論じた。

 この「目的の明確化」は「組織の理念」にもつながってくる。目的の抽象度をあげて、その本質を象徴的に言い当てたものが理念であり、その組織(チーム)の目指すべき方向を端的に示したものといえるだろう(図)

 私は、東日本大震災に対応するため「ふんばろう東日本支援プロジェクト」(以下「ふんばろう」とする)を立ち上げた。そして、このプロジェクトの最終目的は “無くなること”と宣言した。無くなることが目指すべき方向とはどういうことか。支援が必要な被災者がいないのが理想の状態である。必要とされなくなった時点ですみやかになくなること。それが「ふんばろう」の目指すべき方向性であることを示したのである。

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