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猪子寿之 “ウルトラテクノロジスト集団”の仕事術ビジネス

チームラボ・猪子寿之:ヤフーもやめたでしょ。「ノマド」「在宅勤務」を禁止する理由(1/2ページ)

【その5】頭を突き合わせて仕事をしないとイノベーションは起こせない

2014.10.08

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インターネット回線が普及し、会社でなくても仕事ができる環境が整ってきた。若者たちの間では、外出先のカフェなどで仕事をすることを「ノマド」と呼び、新しい仕事のスタイルになりつつある。最先端を行くITベンチャーでは当たり前の仕事の仕方かと思いきや、チームラボでは「ノマド」「在宅勤務」は禁止だ。なぜか?

 チームラボでは「ノマド」や「在宅勤務」を認めていません。
 ネット会議も含め、一緒に仕事をするメンバーが離れた場所にいる形態は、チームで成果を上げるには不向きだからです。今もこのフロアでいろんなチームが盛んにブレストをしていますが、「メンバーが顔を合わせて仕事をする」以外のやり方は、まず不可能です。「仲間と一緒にいたい」という感情を抜きにして、合理的に考えても無理だと断言します。

タイトル
チームラボ代表・猪子寿之氏

 なぜなら、高度な仕事というものはパートごとに切り分けることができないからです。とくに、これまで世の中になかったものを作ろうとしているときはそうです。
 iPhoneのインターフェースを初めて見たとき、そのカッコよさに感動しましたよね。あのインターフェースは、デザイナーの仕事なのか、プログラマーの仕事なのか? わからないですよね。おそらく両者が一緒に話し合いながら作り上げたのだと思います。

 これまでの製品設計の現場、例えば従来型の携帯電話は、インターフェースとガワとを分けて考えていたと思います。車もそうですね。エンジニアがエンジンを作って、デザイナーが外側をつくって、最後に合体させればよかった。

 でもデジタル領域となると話は別。一般企業では自社のホームページなど、Web制作を外注することがよくあります。しかし、外注された制作者はみんな一つの場所に集まって仕事をしているでしょう? 何かを作ろうとするときにはリアルな場で顔を合わせて進めることが大事で、切り分けて一人一人に配分するのは無理なんです。

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