トップ > イノベーター進化論 > 糸井重里さんと作った「譲渡のお店」で新たな保護活動の輪を広げる ランコントレ・ミグノン代表 友森玲子氏(前編)【file011】

イノベーター進化論ビジネス

糸井重里さんと作った「譲渡のお店」で新たな保護活動の輪を広げる ランコントレ・ミグノン代表 友森玲子氏(前編)【file011】(1/7ページ)

2014.09.12

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

動物を保護して新しい家族を見つける活動を繰り広げている動物愛護団体の「ランコントレ・ミグノン」。その代表を務めるのが友森玲子さんだ。25歳のとき、東京・杉並区にペットサロン「ミグノン」を開業し、トリミングなどをしながら、ペットの相談に乗っていた。だが、行政施設で人間が強制的に処分してしまう状態を少しでもなくしたいという思いから、サロンで犬を引き取るうちに「ランコントレ・ミグノン」を立ち上げることに。

友森さんの活動は他の動物愛護団体とは一線を画している。「殺処分ゼロ」を声高に叫ぶわけでもなく、自分の身近なところでできることを続けるというスタンス。次第にその活動に共感するボランティアの輪が広がっていった。

ボランティアの輪がさらに大きくなったのが2011年の東日本大震災だ。友森さんはサロンが休みの週に1度、福島に車を飛ばし、原発から20キロ圏内の被災地に置き去りにされた犬猫、ウサギ、鳥をとにかく引き取った。やがてその数は150頭にも上った。それと同時にボランティアの数も300人を超えることに。

そしてある日、ほぼ日刊イトイ新聞代表の糸井重里さんと出会う。二人は対談で意気投合し、話は新しいペットのお店の構想へ。それもペットを販売する店ではない。ペットショップみたいになっていて、グッズやフードも売っているけれど、そこにいる動物は全部保護動物という「譲渡のお店」。話はとんとん拍子に進み、糸井さんも協力する形で2014年5月、東京・北参道にオシャレな譲渡のお店、「ミグノンプラン」がオープンした。

すてきな夢を実現した友森さんの周りには人が集まり、動物たちもなぜか自然に寄り添う。そんな不思議な魅力を持つ友森さんに、前編では活動のきっかけや震災時の思いなどを振り返ってもらった。

(インタビュー・文=高島三幸)


友森玲子(とももり・りょうこ)
ランコントレ・ミグノン代表
一般社団法人 動物愛護団体ランコントレ・ミグノン代表。動物病院勤務を経て、2002年ペットサロンミグノンを開業。2007年より、サロンを運営しながら、東京都動物愛護相談センターから犬猫、うさぎなど年間150頭の動物を受け入れ、譲渡会を開催。2014年5月、糸井重里さんらと共に、ペットサロンと動物病院、動物を保護するためのシェルターが入った「ミグノンプラン」を東京・北参道に設立。譲渡活動を促進させている。
https://www.facebook.com/rencontrermignon2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー