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猪子寿之 “ウルトラテクノロジスト集団”の仕事術ビジネス

チームラボ・猪子寿之:日本は「グループ」、欧米は「チーム」、その違いは何か?(2/3ページ)

【その3】日本の「超個人主義」に潜む危うさ

2014.09.10

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欧米では転職も「チーム」なら、リストラも「チーム」

 欧米では大学入試でも、何らかの形でチームの成果を問われるようになっています。わかりやすい例でいうと、MBAなんて働いた経験がなければ入れない。向こうはチームで働くから、チームでの成果が入学できるかどうかの判断基準になります。転職もチーム単位で動くし、リストラもチーム。成果は「チーム」で問われるものなんです。

 それに対して、日本人は子供の頃から徹底的に個人主義で教育されて、働き方も欧米に比べたらはるかに個人主義的です。もっともグループ行動はよくやりますよね。だけどグループは完成した個人が集まっていることが前提です。みんなが一緒の行動をとるために、一人が時間を守れないとか言ってはいけない集団が、グループ。
 そこがグループとチームとの大きな違いで、チームはみんなバラバラでいいんです。最終的なアウトプットの効率を上げるための集団だから。

 そう考えると、グループ偏重や個人主義的な環境の中で子供たちが大きくなっていくのは、どうも良くないな、と。これからはチームでアウトプットできるような大人に育ってほしいし、日本全体としてクリエイティビティも上げていきたいわけですよね。

 クリエイティビティは、もはやデザイナーのような一部の人たちに求められるものではなくなっています。社会に出てしまえば、上司から「面白い記事書けよ」とか言われるわけでしょ? 「企画出せ」とかね。そういうことは以前より増えているし、これからも増えていくでしょう。

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