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「二枚目の名刺」を持とうビジネス

【4】ライフネット生命保険出口治明会長が語る「二枚目の名刺」の効用(1/4ページ)

「二枚目の名刺夏フェス2014 」(前編) 基調講演リポート

2014.09.04

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 2014年8月17日、NPO法人「二枚目の名刺」は東京・大手町で社会人とNPOの拡大版マッチングイベント「二枚目の名刺夏フェス2014 ~NPOと社会人が出会う場~」を開催した。

 お盆明けの日曜日、参加費として3000円かかるにもかかわらず、250人の定員に対して、20代、30代の社会人を中心に320人が集まるなど、二枚目の名刺への関心度、注目度が高まっていることがうかがえる。

 当日はライフネット生命保険会長兼CEO(最高経営責任者)の出口治明氏が基調講演に登壇したほか、ユニークな活動に取り組んでいるNPOなど10団体の代表による活動内容や参加呼びかけのプレゼンテーション、社員が2枚目の名刺を持って活動することの意義について企業の視点からのパネルディスカッションが実施された。

 前編の今回は、出口ライフネット生命保険会長の講演内容を紹介する。「今の日本の豊かさを享受するためには成長し続けるしか道はなく、それには競争力をつけることだ」と出口氏は強調する。そして、異なる脳みそを持つ人間が集まる二枚目の名刺の活動が競争力向上に一役買うという。

(取材・構成/荻島央江)

「二枚目の名刺」で違う脳みそを手に入れる
~出口治明ライフネット生命保険会長兼CEO基調講演


出口治明(でぐち はるあき)
ライフネット生命保険会長兼CEO
1948年三重県生まれ。京都大学卒業後、72年に日本生命保険に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2005年に同社を退職。06年にネットライフ企画設立。08年4月、生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険に社名を変更、社長に就任。13年6月から現職。

 日本という国をマクロで見ると、この10~15年で確実に貧しくなっています。名目GDP(国内総生産)は世界第3位であるものの、国際競争力(IMD)ランキングでは21位。ストックで3番の豊かな国がフローの競争力で20番台ということが何を意味しているのか。ストックで3番であればフローでも同程度の順位でないと、今の豊かさはキープできません。つまり、放っておいたら今後貧しくなっていくということです。

 東京の街はとてもきれいですが、ただこの清潔さを守るためにも相応のお金がかかっている。こうした状態を享受したいなら成長し続けるしかない。この国はただでさえ高齢化による社会保障費などで、何もしなくても年間1兆5000億円以上のお金が出ていきます。稼がなければ今の日本の豊かさはキープできないのです。

 ですから、この国にとっては競争力を上げることが何より重要です。ではどうしたら競争力を上げられるか。

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