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カラダに嬉しい豆知識「Dr.鷲崎の健康エビデンス」医療

疲れている人、手を挙げて(1/3ページ)

2014.08.25

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長時間労働による健康障害を防止

 健康関連の記事にアクセスしているからといって、現実にはさほど健康に不安のある方は少ないとは思います。しかし、中には先月の残業100時間、平均的には80時間は当たり前の過重労働をしている人もいるのではないでしょうか。また、管理職の方であれば、部下の健康状態にも気をつけなければなりません。

 長時間労働が続くと健康に悪影響があることは常識的にも理解できますが、実際の医学的統計でも、脳血管疾患と虚血性心疾患の発症に強く関連していることが証明されています。また長時間労働はメンタルヘルス面への影響も多大で、うつ病や自殺に発展する事態を招く誘引にもなる可能性を持っています。

 厚生労働省は長時間労働による健康障害を防止するため、労働安全衛生法により、事業者(会社)は長時間にわたる労働により疲労の蓄積した労働者に対し、産業医などによる面接指導を実施することを義務づけています。

 その内容を要約すると、時間外・休日労働を行い疲労の蓄積が認められる者で労働者から申し出のあった場合、時間外・休日労働が100時間以上は必ず(義務)、80時間以上はなるべく(努力義務)、産業医等の面接指導を受けさせるというものです。職場によってはもっと少ない時間であっても面接をさせることにしてもかまいません。

 会社は面接をした医師から意見を聴き、それを記録に残し、配置転換、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少、衛生委員会などへの報告などの措置をします。

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