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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け:【243】はじめてのリーダーとして認められるためにどう振舞う?(4/6ページ)

2014.07.23

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誰もができるようでいて、実は差がつきやすいところを押さえる

 このあたりまでを心得るならば、黙々とプレイヤーに徹するべきです。そして、「部下」を圧倒するような結果を残すべきです。実績や成果というレベルではなく、もっとささいなところでの「結果」で十分です。

 たとえば、上司である課長に報告をする速さ、正確さ、タイミングの良さなどでしょう。さらには、取引先から苦情の電話が入った際の手際の良さもあるでしょう。会議の場で、意見を述べるときのスマートさや、その場の空気を踏まえたうえでのそつのない回答も大切でしょう。

 こういう、誰もができるようでいて、実は差がつきやすいところを重点的に押さえるべきです。会社という組織は、大学受験に例えると、難問ではなく、頻出問題で社員間の差がつくようになっているのです。ささいなところを同世代の社員よりも確実に、素早くできるようになるだけで、落ちこぼれにはならないようになっているものなのです。

 このあたりを理解することなく、主任や課長補佐になると、めちゃくちゃな仕切りをして、チームを破たんさせる人がいます。このタイプが課長になるときに、同期生よりも遅れる、最も象徴的な人です。

 プレイヤーとして結果を残していけば、数か月以内に、「部下」の数人がその姿に何らかの共感をもったり、感心をしたりします。半年以内に、一定の範囲で敬意の念を持つようになっていくでしょう。「部下」の人たちは会社員の経験が浅く、プレイヤーとマネージャーの区別も正確にはついていません。「部下」は上司が優秀であるかどうか、などを正確に判断する力はありません。

 つまり、「はじめにマネージャーとして振る舞う」のではなく、「はじめにプレイヤーとして結果を積み重ねる」ことを最重視していくべきなのです。マネージャーといったところで、主任や課長補佐に、さしたる権限も役割も与えられていないはずです。

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