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職場を生き抜け!ビジネス

職場を生き抜け:【243】はじめてのリーダーとして認められるためにどう振舞う?(2/6ページ)

2014.07.23

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静かで、見えにくい競争が20代前半から始まっている

 大きな差をつけると、「シラケた人たち」が生まれます。たとえば、「どうせ、俺は落ちこぼれだよ」とやけになる人が増えると、組織が成立しません。中堅・大企業は、落ちこぼれの人にも「今は負けているけど、まだ、俺はやれる」と錯覚させ、競争に参加させようとしているのです。競争力はそれに参加する人が増えるほどに、強くなります。人事部はそのあたりを踏まえ、あえて微妙な差にしているのです。

 そして、30代後半から、「錯覚し、競争に参加していた人たち」を順次、関連会社へ出向・転籍やリストラなどをして排除していきます。一方で、「意中の社員」を、本部長や執行役員、役員、関連会社の役員にさせていくのです。静かで、見えにくい競争が実は20代前半の頃から着々と進められているのです。その最大の狙いは、1人でも多くを競争に参加させることにあります。

 この一連のからくりが巧妙に動いているから、中堅・大企業は競争に参加する人が多く、強いのです。中小やベンチャー企業の多くは、十分には機能していないケースが多いがゆえに、組織内の競争力が弱く、業績も伸び悩むのでしょう。

 ここまで説明したからくりを踏まえ、皆さんは主任や課長補佐になるべきです。同じ時期に昇格した社員の誰かが、次の職位に上がるときに落ちこぼれになり、そのほかの社員が一斉に上がるというシステムが機能していることを忘れてはいけないのです。

 その意味では、落ちこぼれは意図的に作られているともいえるでしょう。また、作らないと、組織をピラミッド型にすることは不可能です。主任や課長補佐になったのは、誰かの支持があったからであり、決して本人の「実力」ではないのです。会社は、職位が上の人の支持がない限り、上がれないような仕組みになっているのです。

 このような重みを噛みしめたうえで、まずは20代前半から出会った上司たちには、感謝をしましょう。この上司たちが強硬に反対したならば、10人のうち、8人には入れないのです。

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