トップ > カラダに嬉しい豆知識「Dr.鷲崎の健康エビデンス」 > 歯科の主治医を持とう

カラダに嬉しい豆知識「Dr.鷲崎の健康エビデンス」医療

歯科の主治医を持とう(1/3ページ)

2014.07.14

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

歯ごたえは歯根膜で

 歯根膜という言葉を聞いたことはありませんか。「シコンマク」と読みます。歯と歯を支えている顎の骨の間にあるクッションのような役割をしている部分です。

 シジミやハマグリのお吸い物を食べていて、硬い砂を噛んだことがあると思います。こんな時とっさに、歯根膜にきている神経が、今硬いものを噛みそうだという信号を脳に送って顎の筋肉の力を緩めて歯が壊れないようにしているのです。

 さらにこの歯根膜、味覚を高める働きもしています。例えばフグ刺しを食べたときの感覚は、ほとんど味のないフグの筋肉の味そのものではなく、日本語では歯ざわり、歯ごたえ、噛みごこちといった言葉で表現される感覚でこのフグはおいしいと知覚しているはずです。これもやはり歯根膜にかかる微妙な圧を脳で感覚しているからなのです。こんな視点でみると歯も重要な感覚器と理解されます。

「8020運動」という言葉を聞いたことがあると思います。「ハチマル、ニィマル」と読み、80歳で自分の歯を20本以上残そうという運動で、厚生労働省が虫歯や歯周病の予防のために提唱しているものです。高齢者でも自分の歯を失うのが10本以内なら、咀嚼能力にさほど大きい影響がないということが分かっていますので、なんとか10本は残して、日々の食事を楽しんでもらいたい、というわけです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 会員登録 ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー