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伊藤元重「瀬戸際経済を乗り切る日本経営論」ビジネス

伊藤元重:「人手不足」がビジネスの戦略を変える(1/6ページ)

2014.05.01

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 日本経済が急速に回復する中で、現場の労働力不足が深刻な状況になってきている。

労働力不足が顕著に

 東日本大震災からの復興や、東京オリンピックに向けての建設需要などで、労働需要が急拡大している建設や土木などの分野では、職人の不足が深刻な状況となっている。入札が不調になっていたり、工期が遅れるというような話だけでなく、人手が確保できなくて倒産した企業まであるという。

 人手不足は建築業界だけの話ではない。流通業や外食産業など多くのパートやアルバイトの人材で回していた業界でも、首都圏などを中心に人材不足が広がってきているようだ。人手不足などの理由で店舗の一部を閉鎖している企業もある。

 人手の余剰や不足を示す指標としてよく使われる有効求人倍率で見ると、今年2月には1.05倍という6年半ぶりの高水準になっているという。人手不足が顕在化している業種では有効求人倍率が3倍を超えるようなところもあり、一人の求職者に対して求人数が3倍という大変厳しい状況である。

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