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乗り移り人生相談ライフ

乗り移り人生相談:【242】読書は知的でエロい大人の女をつくる(3/4ページ)

2014.04.24

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喜びや笑いは自分でつかむものなんだ

ミツハシ 確かに70代夫婦の離婚というのは恐ろしい冗談かもしれません。

 さて、相談者ですが「世の中は、男と未婚の女中心に回っている」「育児が終わった頃には自分の需要がなくなっている」「表舞台に立つことはこの先もうない」と言っています。ちょっとネガティブすぎませんかね。

シマジ  相談者は退屈しているんだろうな。今東光大僧正の母上はミッションスクールを出た才媛でね。今さんによると、弟の日出海をおんぶしながら、ジョン・ラスキンやトーマス・ハーディー、H.G.ウエルズあたりの作品を原書で読んでいたそうだ。むずかる赤ん坊を背負って部屋の中をぐるぐる歩き回りながら、それでも本に熱中していたそうだよ。高い教育を受けた今さんの母親は、子守をしながら一秒たりとも退屈していなかったと思うね。相談者は「世の中は、男と未婚の女中心に回っている」とこの社会の仕組みが悪いように言うが、まずは、その被害妄想を捨てないと不満から抜け出せないと思うね。

 確かに、子育てと家事は大変だろう。だが、子育てと家事が自分を社会から隔絶するものと恨むだけでは何も生まれない。毎度言うが、世の中は不公平なんだ。平等や民主主義はお題目に過ぎない。大人というのは、恐ろしい冗談の連続を乗り越えながら、それでも前を向き、愉しむ術を自分で見つけ出さなければならない。人生は与えられるものではない。喜びや笑いは自分でつかむものなんだ。

ミツハシ 「需要がなくなっている」とか「表舞台に立てない」とか、男から恋愛の対象として見られなくなることへのあせりをこうもはっきりと書く相談者はとても正直な人なのでしょうね。

シマジ  女の炎がこのまま残り火のように小さくなり、灰になってしまうのが耐えられないのだろうな。モームの『劇場』の主人公、ジューリアの心理だよ。だが、心配することはない。たぶんまだ子供は小さいのだろうが、その子が小学校中学年くらいになれば、行動の自由は広がる。その頃、相談者はせいぜい40代半ばだろう。まだまだ女盛りじゃないか。

 先日、「Treatment & Grooming At Shimaji Salon」の連載に、新宿ル・パランのバーマン本多ちゃんに出てもらったんだが、そのときに同席してくれた資生堂ビューティースペシャリストの山口智代さんがすごかった。タッチャン(立木義浩氏)と俺は「37、8歳かな」と言い合っていたんだが、42歳の本多ちゃんは「私より10歳は若いでしょう。32、3歳じゃないですか」という見立てだ。ところが、なんと山口さんは55歳だと言うんだよ。女というのは恐ろしいな。

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