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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:【296】農業研修で「田舎と都会をつなぐ受け皿作り」目指すNPO法人「えがおつなげて」の挑戦(3/6ページ)

2014.04.24

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「生きる動機の軸足」を内的動機に変える

 曽根原さんのやる気をアップさせたのは「お金」でも「地位」でも「評価」でもなかった。それは「心の底からやりたい! 満足したい! 納得した生き方をしたい!」そんな湧き出る「人としての興味」だった。

 このような「報酬」によらない「心の底からそうしたいと思い、本来的な好奇心や満足感を満たすことでやる気を高めること」を「内発的動機」という。

 ほめられるわけでもなく、稼ぎが増えるわけでもないのに一生懸命やる「趣味」なども内発的動機に関わるものだ。

 コンサル時代「外発的動機」の象徴「お金の世界」のど真ん中にいた曽根原さんだが、田舎に移住して農作業を始めて以降は、「そのほうが心地がいいから」「愛する妻が喜ぶから」と言う理由で、金にもならない農業を続けてきた。その「やる気の源」は「内発的動機」と言える。

 バブル崩壊を境に、曽根原さんは「生きる動機の軸足」を外発から内発に変えたのだろう。

 最初の300坪が、程なく1000坪、3000坪と広がって、最終的にはたった1人で東京ドーム2つ分ほどの「農場=ファーム」を完成させることになる。

 この頃には、体調を崩した奥様もすっかり健康を回復された。曽根原さんの精神的モヤモヤも雲散霧消。肉体的な健康も万全だ。人生の選択は吉と出た。

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