トップ > 梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」 > 梶原しげる:【295】最近流行りの北関東風尻上がり音調「梶原ってひねくれてねくね?」への正しい答え方

梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:【295】最近流行りの北関東風尻上がり音調「梶原ってひねくれてねくね?」への正しい答え方(2/6ページ)

2014.04.17

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京育ちの若者も使う「尻上がり調イントネーション」

 最近私がひっかかる言葉を一つ。

 電車の中で、キャンパスで、若者達からこんな会話が聞こえて来る。

A「消費税率上がってヤっバクなくね?」
B「まだ安倍さん、上げるって言ってなくなくね?」
A「つーか、最近なんでもかんでも高くね?」
B「次、馬場だから、下りた方がよくなくね?」

 ほのぼのとしたローカル線の一コマではない。山手線に乗った、多分早稲田の学生だろう。

 二人は、ふざけている風でもない。いつも通りの尻上がり調のイントネーションで話しているのだ。地方出身者でもなさそうだ。洗練されたファッションが板についている。東京生まれの東京育ちを含めて多くの若者がこんな風に話している。

 彼らの話し方は、そう珍しいものではない。それが証拠に、我が愛読書、三国(三省堂国語辞典第7版)の1153ページを見てほしい。

 「ね」の用法の7番目に「相手にたずねたり、同意を求めたりするときの言葉~しり上がりの調子で言う」と解説があり以下の例文が載っている。

「お前、太ったんっじゃね?」
「(あの女の子)超かわいくね?」

 指示通り、尻上がり調に読めば、お笑い芸人、U 字工事が使う北関東の方言そのままだ。しかし日本で人気1・2を争う人気の国語辞典に載っていると言うことは、この表現、このアクセントが、全国で(若い年代を中心に)普通に使われると考えていいだろう。日本語のスタンダードが今まさに一大変化を遂げつつある。時代は「しり上がりだ!」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連トピックス

    • 会員登録 ログイン
    • マイフォローとは?
    nikkei BPnet 会員サービス
    トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

    ランキング一覧を見る

    おすすめ情報【PR】

    締切間近のセミナー