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梶原しげる:【293】國分先生から教わった究極の「プラグマティズム」 人生迷ったときは「損か得か」で考える!(1/6ページ)

2014.04.03

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日本カウンセリング界の重鎮、國分康孝教授の授業

 4月。桜吹雪のこの時期になると、40代の最後の年に大学院の心理学研究科に進学したときのことを思い出す。学生仲間の多くは学部の心理を出たての20代の若者達。教師の半分ぐらいは私より若い。

 入学式では年齢のせいで私が新入生代表の挨拶をさせられた。仕事柄、人前に出たら笑いを取らなければ失礼だ、という強迫観念にかられていたから、軽いジョークを二つ三つ入れ込んでみたが、見事にすべりまくった。あの何とも言えない空気が懐かしい。

 考えてみたら幼稚園から大学に至るまで、明確な目標を掲げて進学したという経験などなかった。生まれて初めて「この学校でこの先生に学ぼう!」との意思を貫き、1年間予備校に通った末の入学だったから、喜びも格別だった。

 自分で全学費を出したのもこれが初めての体験であった。

 明確な目標とは、アルバートエリスの論理療法を日本に最初に紹介した、日本カウンセリング界の重鎮、國分康孝教授の指導を直接受けることだ。

 論理療法とは、今流行の認知行動療法と共通する理念を持っている。

 「事実が同じでも、その受け止め方・認知の仕方によって事態が変わる」という哲学を有する心理療法の一つだ。

 「心の治療」というと「深遠な世界の探索」を想像する人がいるかもしれないが、結構「構造的」「論理的」「現実的」なアプローチがなされている。

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