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梶原しげる:【290】離れ離れの村民を分断しない!全村避難の飯舘村村長が語る「真手」に込めた復興への思い(7/7ページ)

2014.03.13

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<できること探し>を懸命に続ける

 2年ぶりの再会で村長が繰り返したのは放射能災害と他の天災との違いだ。

菅野「地震や津波で多くの命が失われたことはもの凄く重く受け止めなければならない。しかしその悲しみを乗り越えてゼロから人生を再スタートさせ、たくましく復興する人もでてきている。ところが我々の放射能災害はゼロからではなく大きなマイナスからのスタートです。しかもその復興は何十年、何百年、何千年後かもしれない。しかも元どおりに戻るということも考えにくい。そういう現実を覚悟しながら具体的に目の前の事を前に進める」

 村長は自分たちの現状を冷静に見据えているのだ。

菅野「<元通りの姿に、今すぐ戻せ!><放射能ゼロの村を返せ!!>とこぶしを上げて叫ぶばかりで村人が幸せになれるでしょうか?<100点は無理だが50点を55点にはしてみたい>。<できないこと探し>ではなく、<できること探し>を懸命に続けるつもりです」

 東北福島飯舘村、菅野村長の長い戦いが続いている。

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