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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:【287】バブルなお金を払わなくても、十分温かい「お・も・て・な・し」ができるデフレな今はいい時代!!(1/6ページ)

2014.02.20

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「飯でも食いに行きましょう」と言ったのはいいが…

「じゃあ、近々、飯でも食いに行きましょうか?」

 仕事の打ち合わせで打ち解けたお客様につい口を滑らせ「ああいいですねえ、楽しみにしていますよ」と言われ、あとで「ヤバい」と頭を抱えた若者の話を聞いたことがある。

 ものの弾みで「飯でも食いに行きましょう」と言ってしまった。しかし実際にどこでどんなものを一緒に食べたらいいものだろうか?店の当てがまるで無いことに気づいたというのだ。

 自分の馴染みの店と言えば牛丼屋かカレー屋など美味しくて安いファストフード系か、飲み放題の居酒屋チェーンぐらいで、そのあたりの店しか思いつかない。何度か仕事でお会いしているうち、一見友人同士のような親しい感じになっているとはいえ、相手はこちらにとっては大事な「お取引先様」であることに変わりはない。しかし「取引先だから」ということで、こんな思いつきで口にした「食事会」の代金を会社が経費で落としてくれるはずがない。まだまだ会社の財布のひもは堅い。そこで先輩に相談した。

先輩「お客様をお前が誘ったんだからお前が払うのが当然だ。誘っておいてその後実際にお誘いしないと、<口だけの奴>と思われ、人として信用されなくなる。自腹でしっかり一緒に飯食ってこい」と案の定つれない返事。

後輩「先輩の行きつけの店で、比較的リーズナブルで、それなりに格調があって、接待に恥ずかしくない店、あったら教えてくださいよ」とさらに食らいついたのだそうだ。その先輩の答えを聞いて若者は、世間の厳しさを今さらのように思い知らされた。

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