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「腰が痛い」ときの対処法~この方法で痛み解消医療

腰が痛い:第1回 長年の「腰痛」から、解放されるかも(6/6ページ)

ここ10年で腰痛治療はこんなに変わった

2014.01.29

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別の鎮痛剤を試す方法もある

 ところが、最近ではNSAIDsの中でも胃粘膜の保護機能にはあまり影響しないで、痛みだけを抑える「COX-2選択的阻害薬」が新たに開発されている。これまで胃潰瘍の経験があるとNSAIDsを使えなかったが、COX-2選択的阻害薬なら利用可能だ。

 最近は、「オピオイド」も腰痛に使われるようになってきた。オピオイドはモルヒネ類似の鎮痛薬の総称だ。鎮痛作用は強力だが管理が難しく、以前はがんの終末期にのみ使われていた。それが、最近では経口薬や貼付薬が開発され、腰痛などの慢性痛にも使えるようになった。医師の指示で慎重に使う必要があるが、NSAIDsが効かない強い痛みにも使える薬があるということだ。

 椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、下肢症状を伴う痛み(末梢神経障害性疼痛)には、「抗けいれん薬」が効くことがわかってきた。ここ2、3年でよく使われるようになっている。

 心因性腰痛らしいとわかれば、「抗不安薬」や「抗うつ薬」も選択肢に入る。

 腰痛には、原因がよくわからないまま長期間続くものがある。以前は鎮痛薬をもらっても、あまり効かなければ、そこでおしまいだった。しかし、いまは他の薬を使ってみられるし、運動療法や認知行動療法もある。治療の選択肢が増えることで、よくなる可能性が広がっている。

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