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「頭が痛い」ときの自己診断~その痛み、放っておいても大丈夫か?医療

第4回 群発頭痛には皮下注射治療が効果的(5/5ページ)

2014.01.23

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群発期は禁酒

 前述の通り、群発頭痛は脳内の血管が拡張して起こると考えられている。そのため群発期には血管を広げるような行動、行為は控えたほうがいい。

 例えば、長時間の入浴は血管を拡張させるため発作が起こりやすくなる。長く湯船につかるのは控え、短時間の入浴かシャワーで済ませたい。また、アルコールは血管を広げる働きがあるため、患者以外の人でも頭痛を起こすことがある。群発期は禁酒を。ただし、群発期を脱出したら飲酒しても大丈夫だ。またニトログリセリンなど心臓病の薬のなかには、血管を拡張する働きをするものがあるので、医師とよく相談してほしい。

 吉井氏は、「QOLを上げて、楽しい毎日を過ごすためには準備も大切。夜間に発作で飛び起きる人などは、予めクスリを枕元に置いておいたり、仕事中に前兆を感じたときにどうするかを決めておくなど、普段の心がけも大切です」と結んだ。治療薬も進歩しており、早め早めに専門家へ相談するといいだろう。

日本頭痛学会ホームページ
http://www.jhsnet.org/index.html
一般社団法人日本頭痛学会のホームページで、患者向けの情報も発信している。

吉井信哉氏
吉井クリニック(東京都目黒区)副院長
東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科研究員
平成7年埼玉医科大学を卒業後、東邦大学医療センター大橋病院脳神経外科入局。横浜総合病院脳神経外科を経て吉井クリニックにて頭痛外来担当。横浜総合病院脳神経外科非常勤医師などを兼務する。
吉井クリニックのホームページ:http://www.yoshii-clinic.jp/
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