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梶原しげる:【281】「佐藤浩市」似のいしいそうたろうさんに学ぶ「人生を幸せに生きるための3つのルール」(6/6ページ)

2014.01.09

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「変える勇気」が「解決」を促す

 このいしいさんの態度、実は私が師事している東大の森俊夫先生が著作の中でお勧めになっているものと同じだ(『森・黒沢のワークショップで学ぶ解決志向ブリーフセラピー』森俊夫・黒沢幸子著 ほんの森出版)。「解決志向ブリーフセラピー(困難を最速で解決する心理療法)の中心哲学・3つのルール」として掲げられているのが以下の3つだ。

 ルール1:もしうまくいっているなら、変えようとするな。
 ルール2:もし1度やって、うまくいったのなら、またそれをせよ。
 ルール3:もしうまくいっていないのであれば(何でもいいから)違うことをせよ。

 森先生はこのルールを「人生を幸せに生きるための3つのコツと言ってもいいぐらい」とまでおっしゃっている。

 現状がうまくいっていないことはわかってはいるものの、それをすっぱり変えられないのが人情だ。変えて良くなるという保証もないし、変えるにはエネルギーもいる。しかし「分かっちゃいるけど止められない」という人は「悪循環」から抜け出すことができない。うまくいってもいないのにいつもと同じことをやっていては事態が一向に改善されないのだ。そういう時こそ「えいやー!」と「変える勇気」が「解決」を促していると私は理解している。

 <もうじき子どもが生まれるし><もう40歳だし><相方も変わることを求めているわけではないし><とりあえず食えているんだし><東京を離れるのは不安だし>……。「変えない理由」をあげればいくらでもある。しかし、いしいさんは、あたかも第3のルールを知っていたかのように断固として「(今までと)違うこと」を選択してうまくいった。

 うまくいかない原因にいつまでも囚われることなく、失敗を恐れず。失敗したら、また別の方法を考える。一度でもうまくいったら、またそれをやってみる。うまくいっている人は、あえてそれを変えない。

 いしいそうたろうさんの「佐藤浩市」をテレビで見かけたら、「人生を幸せに生きるための3つのルール」を思い出してほしい。

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