都市伝説的に広がる俗説は容赦しない!

 本稿を書くにあたり、三国唯一の社員編集者(編集員とは違う)奥川健太郎さんに取材した際伺った力強い宣言だ。

「今回の改訂では、(日本語について)都市伝説的に広がっている俗説は容赦なく正しました!」

 その一例を上げよう。

 例えば「全然いいですよ」と「全然」の後ろに「肯定」を持って来る言い方を「よしとしない人」がいる。「いる」というより「その方が多い」だろう。

 学校でもそう習った。クイズ番組でもそれを正解としていたと思い出す人も多いことだろう。「<何があったか全然知らない>と言うように、<全然>の後ろには<否定形>が呼応するものが正しい。それ以外は間違い、または俗な言い方である!」

 こういう「世間」に向け、奥川健太郎さんは「そんなものは都市伝説に過ぎない!」とズバリ言い切った。

 実際には何をどう書いているのか?

 肝心の三省堂国語辞典を見る前に他の辞書をチェックしておこう。