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梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」ビジネス

梶原しげる:【279】自分のセンスを競うFacebookの「いいね!」な世の中に、Dr.コパさんの相手を全面肯定する話術に癒される(3/6ページ)

2013.12.19

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『ネットのバカ』の中川淳一郎と「バカッター」談義

 先日、『ウェブはバカと暇人のもの :現場からのネット敗北宣言』『ネットのバカ』の著者でネットニュース編集者中川淳一郎さんとお話しする機会があった。

 「ネットのバカ」というより「ネットを使えないバカ」の私は中川さんを前におろおろするばかりの醜態をさらすのではないかと言う一抹の不安もないではなかった。しかしこれまでの経験ではどんな方も直接会えば大抵良い人。「メディアの印象」ほど当てにならないものはない。

 実際の中川さんは予想通り、笑顔の素敵なひょうきんで知的なお兄さんだった。

 「ネットで受けるコメント」「ネットで叩かれるコメント」について伺った際、今年の流行語大賞にもノミネートされた「バカッター」(Twitterで悪ふざけや犯罪的行為を自慢げに投稿し、叩かれ炎上する人)に話が及んだ。

中川「ああ、あれね。記念すべきバカッター第一号!コンビニの冷凍庫に横たわった店員君。非常識だ!不潔だ!許せない!最低!と一気に炎上。店員は即クビ。店はフランチャイズを外され廃業。一家は途方に暮れるという結果になりましたね。これで溜飲を下げた人が多かったわけですが、私はちょっと同情的なんですよ」

 「ネットのバカ」でも「バカ」に容赦のない鞭を打っている中川さんが意外なことをおっしゃる。

 以下は中川さんのお話を梶原が解釈して記した。

中川「僕らの若い頃って、人と自分を比べるといっても、テストの点数とか、運動神経とか、喧嘩が強いとか、モテるモテないとか、の程度でしたよね」

梶原「そうそう。あとチン○コが大きいとか小さいとか」

 中川「??…。ところが、今の若い人たちはごくわずかな差異を赤の他人と比較して<勝った・負けた>と、傷ついたり傷つけたり。そんな所にもの凄く神経使うんです」

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