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「頭が痛い」ときの自己診断~その痛み、放っておいても大丈夫か?医療

第2回 片頭痛の最新治療 症状に応じて予防薬と治療薬を効果的に服用(3/5ページ)

頭痛治療の最新知識

2013.11.11

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発作の予兆や随伴症状に注目

 片頭痛の痛みは、頭の側面からこめかみにかけて「ズキン、ズキン」と脈を打つように出現することが多い。痛みの現れる部位が、左右に変動したり、両方とも痛む場合もある。片頭痛は多くの場合、間隔をおいて発作的に訪れ、1回の頭痛は4~72時間(治療しなかった場合)で治まる。

 片頭痛かどうかを診断するとき注目する症状は、「頭痛発作中は生活を妨げるような頭痛症状を伴い、嘔気・嘔吐を伴い、光過敏もしくは音過敏といった症状を随伴すること」である。また、頭痛以外の症状として、頭痛発作が起こる前に肩こり、生あくび、空腹感といった「予兆」を認めることもある。患者の中には、発作の前にきらきらした光の点や線が見えたり、視野の一部が見えなくなるといった「前兆」を訴える人もいる。

 医師は、こうした患者が訴える症状を手がかりに診断するので、受診時には自分の症状を正確に伝えることが大切だ。吉井氏は、「国際頭痛学会が定めた頭痛分類では、頭痛をもたらす病気として258種類を挙げている。片頭痛にもさまざまなタイプがあり、それぞれ治療方針も異なるので、できるだけ自分の症状について医師に詳しく説明することが大切です」と、その重要性を強調した。

 例えば、片頭痛の中で約2割を占める「前兆のある片頭痛」の場合、将来、脳梗塞を発症するリスクが非常に高まるという報告もある。こうした場合、痛いときの対処だけでなく、脳内で起こっていると考えられる神経の興奮・炎症などを鎮めるような治療を心がけることが大切だ。

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