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「頭が痛い」ときの自己診断~その痛み、放っておいても大丈夫か?医療

第2回 片頭痛の最新治療 症状に応じて予防薬と治療薬を効果的に服用(2/5ページ)

頭痛治療の最新知識

2013.11.11

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頭痛外来における慢性頭痛の8割は片頭痛

吉井クリニック副院長 吉井信哉氏

 慢性的な頭痛に悩み受診する人のうち、原因で最も多いのが片頭痛だ。頭痛治療に積極的に取り組んできた吉井クリニック副院長の吉井信哉氏(以下、吉井氏)によれば、「頭痛で悩まれ当院に受診される患者さんの約8割は片頭痛です」という。日本全国調査のデータによれば、片頭痛の日本人の年間有病率(年間に1回以上、片頭痛の症状が見られた人の率)は8.4%に達している(sakai F. et al,1997)。また片頭痛発作により毎日60万人の日本人が苦痛を感じ、頭痛による生産性の低下により、毎年2880億円の経済的損失を日本経済にもたらしているという統計もある(京都頭痛宣言より)。

 性別や年代でみると、片頭痛患者は20歳~40歳代の女性が多いのも特徴の一つだ。約10年前には片頭痛に有効な治療が少なかったため、現在でも、いわゆる「頭痛持ち」として市販の鎮痛剤で対処している人が多いという。

 しかし、最近ではトリプタン系薬剤といわれる治療薬が登場した上、予防のための薬物治療の効果についての研究も進んでいる。吉井氏は「前ページのチェックリストで『自分の頭痛も片頭痛かもしれない』と感じたら、頭痛外来など頭痛治療に積極的な医療機関で相談してほしい」と話す。

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